

溝端淳平、“継承”していきたいことは蜷川幸雄さんの言葉「『自分を疑え』を受け継いでいきたいです」

俳優の溝端淳平が、2月13日に都内で開催されたマーベル・スタジオの劇場公開最新作「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」ジャパンプレミアに登場。同じく日本語版声優を務める村井國夫、森川智之、ゲストの小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)と共にフォトコールに応じた後、舞台あいさつに登壇し、作品にちなんで“継承”していきたいことなどを語った。
溝端がサム役の日本語版声優を務めるのは7作目
今作の主人公は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)のラストで、初代キャプテン・アメリカを務めたスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)より正義の象徴である盾を託されたサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。重責を受け継ぐことになったサムだが、周囲で不穏な動きが高まり、誰が味方で誰が敵か分からぬ陰謀と壮大な戦いに巻き込まれていく――。
溝端がサム役の日本語版声優を務めるのはこれが7作目。2014年の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で初めて声を当てて以来、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」「アントマン」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」(いずれもディズニープラスで見放題独占配信中)と続き、今回の「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で主人公としてのサムの声を演じる。
長きにわたりサムの声を務めてきた溝端は「約11年前からサム・ウィルソンの吹き替えを担当していますが、こうしてキャプテン・アメリカとしてスクリーンに帰って来られたことがとても感慨深いです」としみじみ吐露し、「新たなMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の“序章”となる作品になっていますので、存分に楽しんで見てもらいたいです!」と熱く語った。
一方、長年ハリソン・フォードの吹き替えを務め、今回ハリソンが演じるサディアス・ロス米大統領/レッドハルクの声も担当する村井は「少年っぽさがあるこれまでのハリソンさんとは少し違って、本作では大統領が持つ“重厚感”や“謎を秘めた部分”をしっかり演じられていたので、一生懸命付いていけるよう頑張りました」と、今作で意識したことを明かす。
「インクレディブル・ハルク」(2008年)以来、約17年ぶりにサミュエル・スターンズの声を担当した森川は、役どころについて「言いたいことはいっぱいあるのに言えないんです(笑)」とした上で、「ただ、あのキャラクターが再び登場することに感慨深さを感じています。楽しんで演じさせていただきました」と収録を振り返った。
溝端が“考察”「日本が今後のMCUにも大きく関与する可能性があるのでは?」
今作は満開に咲き誇るワシントンの桜並木も闘いの舞台となっており、日本も重要な要素として描かれているが、溝端は「この作品ももちろんですが、日本が今後のMCUにも大きく関与する可能性があるのでは?と考察しています」と、サム役として長年MCU作品と関わって来た溝端だからこその説得力のある“考察”を披露した。
そんな中、サムがスティーブ・ロジャースから盾を託され、キャプテン・アメリカを“継承”したということで、「継承していきたいこと」を聞かれると、溝端は「蜷川幸雄さんとの出会いが自分の人生にとって大きかったので、蜷川さんの『自分を疑え』という言葉を受け継いでいきたいです」と、“世界のニナガワ”と称された演出家であり、2016年に亡くなった蜷川さんの言葉を挙げた。
また、ゲストとして登壇した百田は「母が作る料理を受け継ぎたいです。母にいろいろ教えてもらっているのですが、まだ一度も同じ味になったことがなくて(笑)」とこぼし、特に「唐揚げの味とか…」と話すと、小杉は「唐揚げって大体同じ味ちゃう?」とデリカシーがロスしたことを言い出し、「ねえ…!違うんですよ!!(笑)」と百田を怒らせ、溝端にも「奥深いんですよ!」とたしなめられていた。
なお、舞台あいさつ前に行われたフォトコールには溝端、村井、森川、小杉、百田のほか、藤岡弘、、天翔愛、藤岡真威人、天翔天音、藤岡舞衣、前田敦子、リンダカラー∞(Den、たいこー、りなぴっぴ)、ウルフ・アロン、景井ひな、なだぎ武、西垣匠、高松瞳(=LOVE)、MAZZEL(KAIRYU、SEITO)、相沢梨紗、中務裕太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、花村想太(Da-iCE)、藤田ニコル、Zeebraも参加した。
映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は2月14日(金)に全国劇場公開。
◆取材・文=松崎太陽
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「映画」カテゴリーの最新記事
-
広瀬すず“ほぼ一発撮り”感情爆発シーン回顧「頭で考えてもできることじゃない」【宝島】モデルプレス
-
妻夫木聡、主演映画「宝島」宣伝アンバサダー就任 全国行脚で観客に伝えたいこととはモデルプレス
-
妻夫木聡、旧知の永山瑛太に全幅の信頼「彼がいるっていうだけですごく心強い」WEBザテレビジョン
-
山田孝之「シゲ(加藤シゲアキ)が言っていたことは結構常識」加藤浩次の脚本執筆に冷静な指摘【MIRRORLIAR FILMS Season7】モデルプレス
-
Aぇ! group正門良規、“ペーパードライバー”も冒頭シーンで5年ぶり運転「もうやめてくれと思って」【MIRRORLIAR FILMS Season7】モデルプレス
-
Aぇ! group正門良規、NEWS加藤シゲアキ監督からのキャスティング理由に即ツッコミ「断るという選択肢は1つもなかったです」【MIRRORLIAR FILMS Season7】モデルプレス
-
世界が注目 MCU「サンダーボルツ*」で脚光浴びる美女優フローレンス・ピューとは?「ミッドサマー」など名作に多数出演WEBザテレビジョン
-
松田元太&高石あかりが語る“おかしエピソード”に「自分の中ではほぼ主食ですね(笑)」理想のリーダー像も明かす<たべっ子どうぶつ THE MOVIE>WEBザテレビジョン
-
蒼井優・風間俊介・瀧内公美、映画「ふつうの子ども」出演決定 ポスタービジュアル・特報も解禁モデルプレス