山田裕貴(C)モデルプレス

山田裕貴「ジョーカー2」吹替キャスト抜擢に喜び「危ないなと思うくらい共感してしまう部分が多くて」

2024.09.19 16:21

俳優の山田裕貴が9月19日、都内で開催された映画『ジョーカー2』 吹替キャスト発表トークイベントに出席。抜擢の喜びを語った。


山田裕貴「ジョーカー2」吹替キャスト抜擢

しんのすけ、山田裕貴(C)モデルプレス
しんのすけ、山田裕貴(C)モデルプレス
『ジョーカー』(2019)の続編である『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(10月11日公開)は、アーサー/ジョーカー(ホアキン・フェニックス)と、謎の女リー(レディー・ガガ)の出会い、そして彼らが繰り広げる世紀のショーを描く。山田は「前作の『ジョーカー』に、ものすごくハマりですね。ハマりにハマって、なぜか今ここに、『好き好き』言ってたら立たせてもらっている山田裕貴です」と笑顔で挨拶した。

山田裕貴(C)モデルプレス
山田裕貴(C)モデルプレス
「今までDCコミックスの作品というか、実写化の作品というのはほとんど見てきたんですけども、『ダークナイト』から始まって『ジョーカー』というものがすごく注目されていて。ようやく前作で、かなり(ジョーカーの)バックボーンが描かれていて。完璧を求めるが故の、山田裕貴としての自己肯定感の低さだったり、本当は自信のない自分みたいなところが『ジョーカー』の作品の内容と、すごく共感する部分が多くて。そういったところに激ハマりしてしまいまして。共感する部分が多いなと、共感してしまうと危ないなと思うくらい共感してしまう部分が多くて。そんなところをすごく『好き好き』言ってたら、今ここに立たせてもらっています」と熱い思いを語った。

山田裕貴(C)モデルプレス
山田裕貴(C)モデルプレス
ジョーカーを法廷で追い詰める検事ハービー・デントの日本語吹替キャストとして山田が出演していることも発表されると「知らないふりしてて、すいません」「めっちゃ録っとるやないか!っていう」と照れ笑い。「もちろん、『好き好き』言うことって大事だと思うんですけど…なんていうか、好きすぎると本当にリスペクトが勝ちすぎて、『いやいや、俺なんかがやっちゃだめだ』っていう思いがすごく出てくるんですけど、そりゃあ好きな作品に出られるって、嬉しいに決まってますよね」と喜びを語った。

山田裕貴、ベテラン声優からの言葉明かす

山田裕貴(C)モデルプレス
山田裕貴(C)モデルプレス
また「どんどん(物語が)先にいけば、ハービー・デントっていったらあの役ですから。DCコミックスで言うと。『え?今後もいろいろあるんですか?』っていうところも思わせるような、そんな役どころを任せていただいて、すごく嬉しかったですし、『ジョーカー』の世界観に入れるっていうのが、まず本当に嬉しかったですね」とコメント。出演決定の知らせを受けた際については「え?誰?どれ?これがまさしく第一声でしたね」と回想し「ジョーカー役の平田広明さんからは、アフレコ前に『責任重大だぞ』っていうメッセージをDMでいただきまして。数々、戦隊モノのときから、それこそ『ONE PIECE』やらいろいろご一緒させてもらって。あの平田さんから『大変責任重大だぞ』と、プレッシャーを重く、どん!ってかけられながら、アフレコすることができました(笑)。めちゃくちゃプレッシャーでした」と明かした。

山田裕貴(C)モデルプレス
山田裕貴(C)モデルプレス
実際のアフレコについては「トッド・フィリップス監督の狙いなのか何なのか分からないんですけど、検察側で検事で、ジョーカーを追い込んでいく役柄なんですよ。裁判でジョーカーをどう裁いていくかみたいな役どころなんですけど。ジョーカーの方を向くわけでもなく、例えば声色を荒げたり、圧をものすごくかけていくわけでもなく。すごく掴みどころのない役どころだったんですよね」と説明。「敢えてメッセージ性を持たせないようにしているのか、どういう狙いなのかを、最後まで掴み取ることが難しかったので、僕も『自分がハービー・デント役をやらせてもらうからこういう風にしよう』というものを持って行かずに、本当に演者さんが演じるハービーの声色っていうのを踏襲してというか。小手先で何かやらずに、素直にシンプルにそこに声を入れていったっていう感覚でやらせてもらったので、逆に意志を見せない、意図を見せないっていう居方っていうのも、なかなか難しいなと思いながらやらせてもらいました」と学びがあった様子だった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 松本潤「山田裕貴は半端じゃない」理由「どうする家康」“2人で号泣”の撮影秘話明かす
    松本潤「山田裕貴は半端じゃない」理由「どうする家康」“2人で号泣”の撮影秘話明かす
    モデルプレス
  2. 松本潤、山田裕貴・西野七瀬夫妻と食事へ「壁を取っ払うまでにはもうちょっと時間かかりそう」
    松本潤、山田裕貴・西野七瀬夫妻と食事へ「壁を取っ払うまでにはもうちょっと時間かかりそう」
    モデルプレス
  3. 山田裕貴、西野七瀬と結婚後の誕生日の過ごし方に変化「理想の夫婦」「ラブラブ」と反響
    山田裕貴、西野七瀬と結婚後の誕生日の過ごし方に変化「理想の夫婦」「ラブラブ」と反響
    モデルプレス
  4. 山田裕貴の妹「ANN」家族全員出演を回顧「本当に幸せで楽しい時間」
    山田裕貴の妹「ANN」家族全員出演を回顧「本当に幸せで楽しい時間」
    モデルプレス
  5. 山田裕貴、妹顔出し公開 家族4ショットに「似てる」「レアすぎる」の声
    山田裕貴、妹顔出し公開 家族4ショットに「似てる」「レアすぎる」の声
    モデルプレス
  6. 山田裕貴、“K-POP先見の明発言”に妹・麻生が物申す「腑に落ちない」
    山田裕貴、“K-POP先見の明発言”に妹・麻生が物申す「腑に落ちない」
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 水上恒司・木戸大聖ら「ウィンブレ」キャストでやりたいクリスマスパーティーは?「みんなで持ち寄るっていうのも楽しそう」
    水上恒司・木戸大聖ら「ウィンブレ」キャストでやりたいクリスマスパーティーは?「みんなで持ち寄るっていうのも楽しそう」
    モデルプレス
  2. 水上恒司、学生時代の憧れの存在明かす「知識と考え方と感性が素晴らしくて」【WIND BREAKER/ウィンドブレイカー】
    水上恒司、学生時代の憧れの存在明かす「知識と考え方と感性が素晴らしくて」【WIND BREAKER/ウィンドブレイカー】
    モデルプレス
  3. timelesz寺西拓人、原嘉孝の“謎の交流”に驚き「もしかしたら魔界の人間なのかな」【天文館探偵物語】
    timelesz寺西拓人、原嘉孝の“謎の交流”に驚き「もしかしたら魔界の人間なのかな」【天文館探偵物語】
    モデルプレス
  4. 町田啓太、過去のダンス経験は「何も意味をなさなかった」大会鑑賞で“絶望”味わう「今でも忘れない」【10DANCE】
    町田啓太、過去のダンス経験は「何も意味をなさなかった」大会鑑賞で“絶望”味わう「今でも忘れない」【10DANCE】
    モデルプレス
  5. 竹内涼真、社交ダンス初挑戦で31歳の1年捧げる「こんなに心と体がリンクして充実した作品は初めて」相手役・町田啓太への思いも【10DANCE】
    竹内涼真、社交ダンス初挑戦で31歳の1年捧げる「こんなに心と体がリンクして充実した作品は初めて」相手役・町田啓太への思いも【10DANCE】
    モデルプレス
  6. 岡田将生、芦田愛菜からの発言に驚き隠せず「そう言ってくれると思ってなかった」【果てしなきスカーレット】
    岡田将生、芦田愛菜からの発言に驚き隠せず「そう言ってくれると思ってなかった」【果てしなきスカーレット】
    モデルプレス
  7. 唐沢寿明、堤幸彦監督と15年ぶりタッグ 小説「ミステリー・アリーナ」実写映画化決定・アフロ姿も披露【コメント】
    唐沢寿明、堤幸彦監督と15年ぶりタッグ 小説「ミステリー・アリーナ」実写映画化決定・アフロ姿も披露【コメント】
    モデルプレス
  8. はるな愛と性別適合手術医師の実話「This is I」予告映像初解禁 木村多江ら追加キャストも解禁
    はるな愛と性別適合手術医師の実話「This is I」予告映像初解禁 木村多江ら追加キャストも解禁
    モデルプレス
  9. timelesz寺西拓人、SNSとの距離感を模索「やっぱり意見としてもらわなきゃいけないものもある」【迷宮のしおり】
    timelesz寺西拓人、SNSとの距離感を模索「やっぱり意見としてもらわなきゃいけないものもある」【迷宮のしおり】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事