松村北斗、松たか子(C)2025「1ST KISS」製作委員会

松たか子&SixTONES松村北斗、坂元裕二×塚原あゆ子初タッグ映画で初共演 オリジナルラブストーリー制作決定【1ST KISS ファーストキス】

2024.08.12 05:00

数々のヒット作を生み出してきた脚本・坂元裕二氏×監督・塚原あゆ子氏が初タッグを組み、同じく初共演の松たか子×松村北斗SixTONES)をキャストを迎えたオリジナル劇場公開作品『1ST KISS ファーストキス』の制作が決定。2025年2月7日に公開されることがわかった。


坂元裕二×塚原あゆ子、初タッグ決定

坂元裕二(C)2025「1ST KISS」製作委員会
坂元裕二(C)2025「1ST KISS」製作委員会
日本を代表する脚本家・坂元氏。登場人物と周囲の人間の複雑な関係性や、人生を模索する登場人物の生き様を描いた作品に高い評価を得ている。本作は第76回カンヌ国際映画祭・脚本賞を受賞後初となる、坂元氏による最新オリジナル劇場映画となる。メガホンを取るのは、塚原監督。多くのヒット作を生み出してきた坂元氏と塚原氏は、本作が初タッグとなる。

主演は松たか子 松村北斗との初共演決定

松村北斗、松たか子(C)2025「1ST KISS」製作委員会
松村北斗、松たか子(C)2025「1ST KISS」製作委員会
主演には、映画・舞台・ドラマ・歌手活動など幅広い活躍を見せる松。映画の単独主演は岩井俊二監督の『ラストレター』(20)以来、約5年ぶりとなる。脚本家・坂元氏とは『カルテット』(17)や『大豆田とわ子と三人の元夫』(21)でタッグを組み、坂元氏の世界観を映し出す重要な役割を果たしている。坂元氏脚本の映画出演は初めてであり、また塚原組の参加も初めてとなる。本作では、事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公「硯(すずり)カンナ」を演じる。

さらに、硯カンナの夫「硯駈((すずり・かける)」を演じるのは、アイドル活動だけでなく俳優としても非凡な才能を見せている松村。松村は坂元作品および塚原組への参加は初めてとなり、松とも本作が初共演となる。

出演にあたり、松は「坂元さんの脚本に出会うのは4回目ですが、映画は初めてで、坂元さんの、(やっぱりこれを言いたいな)という思いに少しだけ気付くことができたような気がします。パワフルだけど細やかな塚原監督とは初めてのお仕事でした。現場では常に支えて導いていただきました」とコメント。松村との共演についても「松村北斗さんともはじめましてでしたが、揺れているようで、最後の最後は、場面のなかに『えいっ!』と飛び込むことのできる勇敢な人だなぁと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました。感謝しています」と語った。

松村も「坂元裕二さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。そんな坂元さんの脚本で塚原あゆ子さんが監督をされる作品に参加できることは人生の誇りです。あまりに素敵すぎる作品に怖気付きながらも、坂元さん作品の常連である松たか子さんのサポートのおかげで毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました」と撮影を回顧。「いつ見ても、いつ思い出しても素晴らしい素敵な物語です。公開を楽しみにしていてください」と呼び掛けた。

ティザー映像も解禁

また、この度ティザー映像も解禁。日本のおける最高のラブストーリーの書き手として、その時代を代表する作品を生み出し続けてきた坂元氏。カンヌ国際映画祭脚本賞受賞によりその物語が世界に届くことを証明した作家が初めて描くことを選んだ、この時代に問いかける新たなラブストーリーとは一体何なのか。松、松村という初めてのタッグの物語になぜこのタイトルが付けられているのか。すべての要素が絡み合い、日本を超え世界中の人々に笑顔と感動を届ける、一生の思い出となるような新たなラブストーリーが誕生する。(modelpress編集部)

「1ST KISS ファーストキス」ストーリー

結婚して十五年目、事故で夫が死んだ。夫とは長く倦怠期で、不仲なままだった。残された妻は第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする術を手に入れる。戻った過去には、彼女と出会う直前の夫の姿があった。出会った頃の若き日の夫を見て、彼女は思う。わたしはやっぱりこの人のことが好きだった。夫に再会した彼女はもう一度彼と恋に落ちる。そして思う。十五年後、事故死してしまう彼を救わなくてはー。

「夫婦とは?」「家族とは?」「愛する人と歩む人生とは?」人生で誰もが直面する、答えのない深くてシンプルな疑問。この物語は、それらの意味を問いかける心揺さぶるラブストーリー。

松たか子/硯カンナ役

【役柄】
事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公。

【コメント】
坂元さんの脚本に出会うのは4回目ですが、映画は初めてで、坂元さんの、(やっぱりこれを言いたいな)という思いに少しだけ気付くことができたような気がします。パワフルだけど細やかな塚原監督とは初めてのお仕事でした。現場では常に支えて導いていただきました。松村北斗さんともはじめましてでしたが、揺れているようで、最後の最後は、場面のなかに「えいっ!」と飛び込むことのできる勇敢な人だなぁと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました。感謝しています。そして、あんな人やこんな人も…。魅力的なキャスト・スタッフと過ごせて、要するにカンナは、私は、とっても幸せ者だったということです。是非、公開を楽しみにお待ちください。

松村北斗/硯駈役

【役柄】
タイムトラベルで未来から来た妻と出会う、硯カンナの夫。

【コメント】
坂元裕二さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。そんな坂元さんの脚本で塚原あゆ子さんが監督をされる作品に参加できることは人生の誇りです。あまりに素敵すぎる作品に怖気付きながらも、坂元さん作品の常連である松たか子さんのサポートのおかげで毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました。いつ見ても、いつ思い出しても素晴らしい素敵な物語です。公開を楽しみにしていてください。

坂元裕二氏(脚本)コメント

一生の思い出になる映画を作りましょうと話し合って、はじまった作品です。お互いにちょっと飽きてしまった中年夫婦。その妻が時を越えて、若い頃の夫に恋をする物語です。それって浮気?それとも夫婦愛?夫婦のお話なのにタイトルがファーストキスってどういうこと?そんな矛盾した感情にどきどきしながら観ていただけたらなと思って脚本を書きました。最高のキャストとお仕事出来る喜びと、塚原監督の無尽蔵のエネルギーとアイデアに出会って、自分自身完成した映画を観る日が楽しみで仕方ありません。今恋の真っ最中って人、恋は憧れって人、そんなこともあったねと遠い目になるって人にも、笑顔いっぱいで楽しんでいただける映画になると思います。どうか期待のハードルを最大まで上げてお待ちください!

塚原あゆ子氏(監督)コメント

出会って、恋愛し、結婚して、家族になって。重ねていく時間には何が存在するのでしょう。いつか1人になった時、空いたソファーの半分に何が出来るのでしょうか。全ての人に深く刺さる、壮大で素晴らしい台本です。坂元裕二さんの優しい世界に生き生きと存在する松たか子さんと松村北斗さんを、どうぞ、お楽しみに。
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