風間俊介「先生の白い嘘」鑑賞迷う人へ“メッセージ”「本来舞台挨拶で言うことではないのかもしれません」
2024.07.05 21:37
views
俳優の風間俊介が5日、都内で行われた映画『先生の白い嘘』(同日公開)初日舞台挨拶に出席。同作への思いを語った。
「先生の白い嘘」インティマシーコーディネーターの要望拒否を謝罪
4日に「ENCOUNT」にて公開された三木康一郎監督のインタビューでは、同作にて奈緒からインティマシーコーディネーターを入れる要望があったうえで、「間に人をいれたくなかった」とインティマシーコーディネーターは起用せずに撮影したと明かしており、ネット上で物議に。今回の舞台挨拶の冒頭ではプロデューサーの稲垣竜一郎氏が登壇し、製作委員会からのコメントを代読するとともに当初の状況を説明、三木監督も頭を下げて謝罪した。風間俊介、作品への思い明かす
同作について風間は「本来こういう舞台挨拶、公開挨拶で言うことではないのかもしれませんが」と前置きしつつ「今ここの映画館にいるのではなくて、これから映画館に行く、行こうかどうか迷っていらっしゃる方、中にはいると思うんですね。そして、今じゃないかもしれないと思ってらっしゃる方がいたら、その言葉に従っていただきたいなと個人的には思っております」と自身の考えを口に。続けて「いつか観たいと思ってくれている方のいつかがやってくることを願っています。そして、この映画が、辛い思いをしていたりとか、何か自分の1歩になってくれるかもしれないと思ってくださった方々の、幸せへのきっかけになってくれることを切に切に願っております」と同作への思いを明かした。
風間俊介、主演・奈緒は「僕の口から伝える必要はないほど誠実」
また、主演の奈緒について「もう僕の口から伝える必要はないほど誠実で、そして役者として、人間として正しくありたいと願った奈緒さんのもと、みんなが必死にその信念とそれを共有して作り上げることができた作品だと私自身考えております」と称賛。さらに「同時にタイミングっていうのがある、そんな作品だとも思っております。皆さんが受け取って自分自身が考えていること、そしてその他に周りの人と話し合うこと、全ては何かのきっかけだったりとか、 世界が変わっていく、そんな中にこの映画があったらいいな」と胸の内を明かし「そこに、私たちがこの映画に込めた信念、願いみたいなものを受け取っていただけたらなと思っております」と述べた。
フォトセッション中、風間はマイクを持たず観客に呼びかける場面も。「暑かったら何かお飲み物とか、あと退出したいとかありましたらお気になさらずに。もちろん辛辣な映画でもありますから、お気になさらずに退出して少し休んでください」と終始観客を気遣い、紳士な対応を見せていた。
奈緒主演「先生の白い嘘」
原作は漫画の連載が開始されるや否や、その衝撃的な内容が口コミで広がり、累計部数100万部(全8巻/デジタル版を含む)を突破した同名漫画。誰もが目を背けたくなるような歪んだ感情を、痛々しくもリアルに描き切った渾身の一作を禁断の実写映画化。男女の性差に翻弄され葛藤する本作の主人公・原美鈴(はら・みすず)を奈緒が演じ、人当たりも良く社交的だが、裏では女を見下して暴力をふるう早藤雅巳(はやふじ・まさみ)を風間が演じた。なお、舞台挨拶には奈緒、風間のほか、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、三吉彩花、三木康一郎監督も出席した。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
「MCUの日本強過ぎ!」「媚びなくて最高」“強気外交”の日本に反響『キャプテン・アメリカ:BNW』は日本人こそ楽しめる作品WEBザテレビジョン
-
福本莉子、ジェシーのボケを拾いきれなかったときは「すごく無念」<映画「お嬢と番犬くん」>WEBザテレビジョン
-
SixTONESジェシー&櫻井海音から福本莉子へホワイトデーのサプライズ 自ら花選ぶ【お嬢と番犬くん】モデルプレス
-
SixTONESジェシー、親友とお忍び映画鑑賞へ「今から電話して聞きましょうか?」【お嬢と番犬くん】モデルプレス
-
「ラストマイル」満島ひかり・岡田将生・石原さとみ・綾野剛「日アカ」に集結 4ショットに「美しすぎる」「贅沢」の声モデルプレス
-
山田杏奈、日本アカデミー賞授賞式は「『映画に出るっていいな』ということをすごく感じた一日」WEBザテレビジョン
-
SixTONES森本慎太郎「正体」出演で初めて感じた思い メンバーとの“意見交換”も明かす「褒めるだけじゃない関係性に」モデルプレス
-
橋本愛、チャレンジしたいことはヒップホップダンス「踊ることがすごく好き」<早乙女カナコの場合は>WEBザテレビジョン
-
Mrs. GREEN APPLE、受賞曲「Dear」生演奏 主題歌制作は「最大のラブレターを贈るつもりで」【第48回日本アカデミー賞】モデルプレス