柴咲コウの“プロ意識”に西島秀俊驚き「相当努力される方」【蛇の道】
2024.05.20 20:13
views
女優の柴咲コウが20日、都内で行われた自身が主演を務める映画「蛇の道」(6月14日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、西島秀俊、⻘木崇高、黒沢清監督とともに出席。撮影秘話を明かした。
柴咲コウ主演「蛇の道」
本作は何者かによって8歳の愛娘を殺害された父親が、偶然出会ったパリで働く精神科医の協力を得ながら、犯人を突き止め復讐することを生きがいに殺意を燃やしていく物語。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真実が描き出されていく。日仏共同製作で、全編フランスロケ・フランス語で撮影。世界から高い評価を得る黒沢清監督の最新作にして、セルフリメイク作品である。
柴咲コウ、フランス語は「ゼロからのスタート」
主演の柴咲は、パリで働く日本人の精神科医・新島小夜子を演じるもセリフは全てフランス語。フランス語はまったく話せず「ゼロからのスタートだった」といい、クランクインの半年前から不定期でレッスンを始めたと明かした。撮影の3ヶ月前には「このペースでは間に合わない」と集中的に取り組んだという柴咲は「“フランス映画”として取り組んだので、『この日本人のフランス語は聞き心地悪い』と思われるのは嫌だった。ちゃんと合格点をもらえるよう繰り返して重ねていくしかないと思った」と当時の思いを回顧。「レッスンの内容としては、基本的にセリフに特化した練習法です」と必死に語学を勉強したことを振り返った。
西島秀俊、柴咲コウを絶賛「相当努力される方」
共演した西島は、現場での柴咲を目撃し「最初からスタッフさんとフランス語で話されていて『え?話せるんだ…』って思っていたら、『実はこの作品のために勉強した』と聞いて驚いた」と告白。「僕から見たらセリフもナチュラルに話されていたので、相当努力される方なのかなって」と柴咲を絶賛した。さらに「初日から現場にも馴染んでいた。『え?初日なの?』って思ったくらい。自然に入られているという印象だった」と西島が話すと、柴咲は「それでかなりハードルがすごく上がってしまって。フランス語話せる人だと思われちゃって(笑)」とにっこり。
柴咲は、役作りのためにフランスで日常生活を送ったことも説明し、「クランクインのちょっと前にフランスに行けばいいのかもしれないけど、“付け焼き刃感”が出たら嫌だなと思った」とした上で、「1ヶ月前に入ってアパートを借り、自炊しながらマルシェでお野菜を買って、トコトコ歩きながら、玄関の扉を開けてキッチンで料理を作るってことを毎日した。そこから1ヶ月かけて馴染んでいった感じでした」とフランスでの生活を明かしていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
柴咲コウ、チュールから美脚透ける 裏方としての仕事に意気込みも【TASAKI FLOATING SHELL】モデルプレス
-
柴咲コウ、全編フランスロケ&フランス語で映画主演 黒沢清監督初のセルフリメイク<蛇の道>モデルプレス
-
柴咲コウ、一部コンサートグッズで説明と素材の異なる製品販売 公式サイトで謝罪モデルプレス
-
柴咲コウ、カオスな自宅を改造 ビフォーアフターが話題モデルプレス
-
柴咲コウ、大ぶり蝶ネックレスでゴージャスな装い デビュー25周年の節目に抱負<ディオール ガーデン オブ ドリームズ>モデルプレス
-
映画「ミスなか」興行収入30億円突破 菅田将暉・松下洸平・柴咲コウらの仲良しショット解禁モデルプレス
「映画」カテゴリーの最新記事
-
<トイ・ストーリー2>米公開25周年 ウッディ&バズの成長をテーマにおもちゃたちの感情を通して大切なことを再認識させてくれる感動作WEBザテレビジョン
-
上田慎一郎監督の最新作公開、内野聖陽「良い映画を作りたいという情熱から生まれた作品」<アングリースクワッド>WEBザテレビジョン
-
<没後10年 反骨のスター 菅原文太特集>「現代やくざ 与太者の掟」など6作品を一挙放送 あらすじと見どころに迫るWEBザテレビジョン
-
重岡大毅のコメントでファン爆笑「“土台”と書いて“ホネ”と読みます」WEBザテレビジョン
-
森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】モデルプレス
-
山下美月、“六嘘”共演者が心の支えに「心が折れそうなときにみんなの顔が浮かんだ」WEBザテレビジョン
-
浜辺美波・赤楚衛二・山下美月ら、裏の顔暴露される「メンタルコントロール」「実はAIなんです」【六人の嘘つきな大学生】モデルプレス
-
M!LK佐野勇斗、1ヶ月半前から密かにX開設「誰にもバレてない」【六人の嘘つきな大学生】モデルプレス
-
WEST.藤井流星「7人でいられて良かった」デビュー10周年迎え思い語るモデルプレス