綾野剛、齋藤潤とのシーンの“距離感の近さ”に言及 齋藤が「キュンと来た」シーンは?<カラオケ行こ!>
2024.02.05 17:41
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俳優の綾野剛が5日、都内で行われた映画「カラオケ行こ!」大ヒット御礼舞台挨拶に、共演の齋藤潤とともに登壇。撮影シーンのこだわりや裏話を語った。
原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜なストーリー設定とゆるい笑いで、「マンガ大賞2021」第3位などさまざまなマンガ賞に続々ランクインした累計60万部を突破した和山やまの人気コミック。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも歌を上達したいヤクザの成田狂児を綾野が、狂児から歌唱指導を依頼される合唱部部長の中学生・岡聡実を齋藤が演じる。
司会に指摘された綾野は「全然意識してなかったですね」と最初は答えたが、「でも漫画の中で距離感が絶妙なものがある、離れていてもムードが混ざっているか混ざっていないかということを表現していく中で物理的に動いて近づくってこともありますし、言葉で同じ感情を共有することによって自然と近く見えるという効果もきっとあると思うので、そういうことはとても丁寧に丁寧に2人で考えていきながら作っていきました」と演技で意識した部分を明かした。
綾野によるとそのシーンは3パターン撮影したそうで、「朗読をやるのであれば、狂児としてはやっぱりBGMとして最低でも『紅』が流れてないと気持ちが乗らないということで流しながら朗読するというのが最終的に採用された」と説明。「その解像度を上げていく作業と言いますか、実際に原作に記載されていることから書き切れてないことでも、どういう風に解像度を上げていくかということがこの作品のテーマとしてあったので、やっぱり野木さんの表現の方法とか『紅』という曲を愛してる方々に対しても浸透していくようなそういった言葉の力というものを改めて感じました」と野木亜紀子氏の脚本にも言及し、シーンへの思い入れを語った。
イベントには総実の両親を演じた坂井真紀と宮崎吐夢、総実の合唱部の仲間を演じた八木と後聖人も登壇した。(modelpress編集部)
綾野剛「カラオケ行こ!」での“距離感の近さ”を語る
今作は2人の絶妙な関係性が魅力の1つとなっているが、応援上映では狂児が聡実に近づくシーンの度に「ヒューヒュー」「近い!」などと、客席から黄色い声が上がっていたそう。司会に指摘された綾野は「全然意識してなかったですね」と最初は答えたが、「でも漫画の中で距離感が絶妙なものがある、離れていてもムードが混ざっているか混ざっていないかということを表現していく中で物理的に動いて近づくってこともありますし、言葉で同じ感情を共有することによって自然と近く見えるという効果もきっとあると思うので、そういうことはとても丁寧に丁寧に2人で考えていきながら作っていきました」と演技で意識した部分を明かした。
齋藤潤、狂児にキュンとしたシーン
それぞれがグッと来たシーンを語る場面で齋藤は「僕は狂児の目線が好き。キュンとなります」と回答。大事なシーンでの聡実を見つめる目線をあげ、「お顔が美しくて美しくて儚いなってなりましたし、あそこはギュッと来ます」と心を掴まれたと話した。狂児の「紅」和訳シーンは3パターン撮影
総実の合唱部の仲間を演じた八木は、聡実が「紅」の英語歌詞部分をコテコテの関西弁に和訳し、それを狂児が朗読するシーンをあげ「私も今大阪に住んでいるのでこういう歌詞やったんやって改めて実感できるし、それがなぜかグッと来てウルウルしちゃうなって思います」とコメント。綾野によるとそのシーンは3パターン撮影したそうで、「朗読をやるのであれば、狂児としてはやっぱりBGMとして最低でも『紅』が流れてないと気持ちが乗らないということで流しながら朗読するというのが最終的に採用された」と説明。「その解像度を上げていく作業と言いますか、実際に原作に記載されていることから書き切れてないことでも、どういう風に解像度を上げていくかということがこの作品のテーマとしてあったので、やっぱり野木さんの表現の方法とか『紅』という曲を愛してる方々に対しても浸透していくようなそういった言葉の力というものを改めて感じました」と野木亜紀子氏の脚本にも言及し、シーンへの思い入れを語った。
イベントには総実の両親を演じた坂井真紀と宮崎吐夢、総実の合唱部の仲間を演じた八木と後聖人も登壇した。(modelpress編集部)
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