“カムカム夫婦”SixTONES松村北斗&上白石萌音、再共演で互いを「やっと知れた」役者としての魅力語り合う<夜明けのすべて>
2024.01.11 20:24
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SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音が11日、都内で開催された映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)のプレミアナイトに、共演の光石研、メガホンをとった三宅唱監督とともに登壇。再共演で感じた役者としての互いの魅力を語り合った。
“カムカム夫婦”松村北斗&上白石萌音、再共演の印象明かす
パニック障害を抱え無気力に毎日を過ごしている山添くんを演じる松村は「この映画、語ったら長くはなってしまいますが、原作の帯にもあったように、生きるのが少し楽になる、そんな作品になっています。なので、ここにいる皆さんはもちろんのこと、この映画が届く限りのすべての人が、少しでも楽になれるこの映画が広く届けばいいなと思っております」とコメント。月に一度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんを演じる上白石は「撮影していた時から、私はこの映画が大好きだなとずっと思っていまして(笑)。手前味噌なんですが、今もその気持ちがどんどん大きくなっていっているところです。なので公開が近づくのをすごく楽しみにしていました。今日は初めてお客様方に見ていただける日なので、とてもドキドキですが、楽しい時間になればいいなと思っております」と笑顔で語った。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた上白石の、俳優としての魅力を問われた松村は「その場に馴染む力。馴染むって言うとなにか月並みですけども。特にこの映画っていうのは、見ていただいたら分かると思うんですけど、じゃあ何が主人公だって言ったら、きっと街なんじゃないかなって思うような映画」といい、「だからこそ、その街にどれだけ違和感がないかっていうのがすごく大事なのかなって思うんですけど。初日の1シーン目から、本当にその辺を15分くらいかけて家から歩いてきたのかな、この会社に、と思うような佇まいと、声の使い方・喋り方とかをされるんですよ」と続けた。
さらに「何を感じているかは、僕はもう分からないですけど、そこの感覚っていうものは、ものすごく鋭い。それは朝ドラもそうでしたけど、時代を感じ取って自分に反映する。そこは本当に追随を許さないんじゃないかなって」と上白石を絶賛した。
これに「ちょっとだけ、いじってますよね」と照れ笑いを見せた上白石は「ここにいさえすればいいんだなっていう現場を、監督はじめ、スタッフの皆さん、キャストの皆さんがもう既に作っていてくださったので。そこに行けば、藤沢さんが分かるっていう状態になっていましたね。でもそうなれたのは、やっぱりキャストの皆さんのお力もあると思います。松村先生、光石先生と。本当にこの方々の胸をお借りしてやれば大丈夫だっていう安心感がある現場なので、そう言っていただけてありがたいです」と返した。
松村の俳優としての魅力については「本当に他の追随を許さない」と白い歯を見せ「場所に馴染むって言ってくださったんですけど、松村さんは役に溶け込むのが本当に早い方というか。その人として1シーン目からいらっしゃるし、その人として話すっていうのをすごく自然にされる方なので。でも普段の松村さんとは、役に入っている時は違って。すぐにしゅーって人に溶け込んで入れる役者さんという感じがしていて。なので本当にいつも引っ張っていただいている」と感謝の気持ちを明かした。
また『カムカムエヴリバディ』撮影時について、松村は「実はさして話していないんですよね」と振り返り、上白石は「撮影期間も短かったですし、いっぱいいっぱいでしたね」と述懐。松村は「岡山弁を覚えるので必死だったので。今回、どっちかって言うと初めて人柄であったり、そういうものを知っていったっていう感じですかね」と続け、上白石は「やっと知れたっていう感じ」と頷いていた。
松村北斗&上白石萌音W主演「夜明けのすべて」
本作は『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏の原作小説を、『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品され、第77回毎日映画コンクールで日本映画大賞・監督賞他5部門を受賞するなど国内外で絶賛を浴びた三宅監督が映画化。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、転職してきたばかりにもかかわらず、やる気がなさそうに見えるが実はパニック障害を患っていた同僚・山添孝俊(松村)。そんな2人の奮闘を、温かく、リアルに、ときにユーモラスに描く。(modelpress編集部)
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