稲垣吾郎、“新垣結衣パネル”に突然呼びかけ 会場の笑い誘う<正欲>
2023.12.11 21:21
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俳優の稲垣吾郎が11日、都内で行われた映画「正欲」大ヒット御礼トークイベントに、メガホンをとった岸善幸監督とともに出席。観客の笑いを誘う場面があった。
稲垣吾郎出演「正欲」
朝井リョウによる同名小説を実写化した本作は、家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語だ。稲垣吾郎、監督とのやり取り明かす
検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす寺井啓喜役を演じた稲垣。難しい役どころを演じる上で、どのように役を構築していったのかとの問いに、稲垣は「構築ってほどではなく、こんな感じで淡々とやっていたんですけど(笑)、映画って順番に撮っていくわけにはいかないので、啓喜の心の変化とか、変わっていくグラデーションみたいなものを現場で監督と話して、監督を信用して、監督が寄り添って導いてくださいました」と明かすと、岸監督は「いやっ、導いていないです」と返した。「僕は基本的に俳優の方にお芝居をしていただいて、それを見ているだけの監督で、放置してきたんですけど、今回は放置できないといいますか、重い題材だし難しいテーマだし、でも役柄について話したというよりは、現場を和やかにする会話をしていた記憶があります」と振り返った。
稲垣吾郎、“パネル”新垣結衣に話しかける
これにリラックスできたという稲垣は「僕は子どもがいないので、父の気持ちとかは監督がアドバイスしてくださったりしましたが、現場がシリアスだったので、監督はニコニコしてくださっていて、それでみんなホッとしてたかなと思いますし、同じセリフを何回もとか、俳優を苦しめることをしないんですよね。それって何か(理由が)あるんですか?」と興味を示した。その問いかけに、岸監督は「本当に放置をしてしまっているのかもしれないんですけど、お任せしたいなって。稲垣さんにこの映画に出ていただけるという部分で90%は“こういう作品になるんだろうな”とは思っているんですけど、そこに10%、僕が一言いったら、これまでの稲垣さんじゃないくらいのパワーを発揮してもらえるかとか、実はそういうことを考えています」と打ち明け、稲垣は「ふとした一言なんですよね。カチンコがなる寸前にスッと横に現れて、耳元でコソコソって。あれが響くんですよ。そうだったよね」とパネルの新垣結衣にマイクを向けて会場の笑いを誘った。
稲垣吾郎、監督の意外な考えに驚き
さらに、MCからどんなことを耳元でコソコソと話していたのか質問されると、岸監督は「稲垣さんが毎日差し入れしてくれる健康食品が…」といい、稲垣は「えっ、そういう話になっちゃうの?」と困惑。その稲垣を横目に、岸監督は「日によって自分が飲んだり食べたりしたものが違っていて、その味を稲垣さんにどう伝えようかなと思うんですけど」と打ち明け、稲垣が「それを本番前に伝えていたんですか?」と目を丸くすると、岸監督は「そういうところから稲垣さんに近づきたいなと思って」と吐露した。(modelpress編集部)
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