市川團十郎の長女・堀越麗禾、初挑戦のアフレコで「たくさん悩みました」現場での助言に感銘
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが監督を務め、ジョン・デヴィッド・ワシントンと渡辺謙が共演しているハリウッド映画「ザ・クリエイター/創造者」が、10月20日に公開された。同作の日本語吹替版では、十三代目市川團十郎の長女・堀越麗禾(ほりこし れいか)が重要なカギを握る超進化型AIの少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)の声を担当している。このほど初めて実写映画のアフレコに挑戦した堀越にインタビューを行い、声の芝居の難しさや作品の注目ポイント、今楽しいと思える“好きな時間”などを語ってもらった。
人類とAIの未来を賭けた戦い
「ザ・クリエイター/創造者」は、近未来の世界、日本を含む「ニューアジア」を舞台に、人類とAIの未来を賭けた激しい戦いが繰り広げられるSFアクション大作。ある理由から共に行動することになった主人公の元特殊部隊・ジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とアルフィーの間に生まれる“深い絆”が描かれる。
――まずは、日本語吹替版を見た感想をお聞かせください。
自分の声が大きなスクリーンの中から聞こえてきて、ドキドキハラハラしました。自分の声はキャラクターに合っているのか、お客さんが見た時にどう思うのか。いろいろな不安も出てきました。
でも、見ている途中で少しずつ楽しくなってきて。スクリーンから自分の声が流れて来るということがとてもうれしかったです。
――初挑戦となったアフレコはいかがでしたか?
私が声を担当したアルフィーという役は自分の感情が揺さぶられるような心に刺さるセリフが多いんです。これをどんなふうに言えばいいんだろうってたくさん悩みましたけど一生懸命頑張りました。
アフレコの時に監督さんから表情を変えたら自然に声が出てくるというアドバイスを頂いて。笑顔でセリフを言うと、その顔に合った声になるんです。この“裏技”はすごいなと思いました。
――主人公のジョシュアとアルフィーの関係についてはどう思いましたか?
最初のほうは心が通じ合っていないからなのか、あまりしゃべっていません。そんな2人が色々なことに挑戦していく中で、少しずつ心を通わせていくところに感動しました。表情を見ながら、アルフィーの気持ちも分かるようになったと思います。
――物語の舞台はそんなに遠くない未来ですが、こういう未来になっていてほしいなという願望はありますか?
車のナビは結構言葉を話すので、もし将来私が自動車免許を取ったら何でも教えてほしい! たぶん分からないことが多いので、もっともっといろんなことをナビがしゃべってくれたら便利だなと思います。
体を動かしている時が一番笑顔になれます
――学業と仕事の両立で忙しい日々を送っていると思いますが、今は何をやっている時間が好きですか?
運動することが好きです。体を動かしている時が一番笑顔になれます。来年も好きかどうかは分からないですけど(笑)。
――具体的に、どんなことで体を動かしているんですか?
私は走ることが好きなんです。例えば学校の体育の時間とかで校庭を何周か走るってなった時に、最後まで走ってゴールする達成感がいいなって思います。
――やり切ったという感じが好きということですか?
走り切った達成感が好きです。私はあまり感情を表に出さないタイプ。みんなの前ではうれしい顔を見せないんですけど、心の中ではものすごく喜んでいます。
――なぜ、感情を表に出さないんですか?
友達の中では走ることがつらかったり、苦手だったりする人もいると思うんです。私も長距離走だと苦しかったりもするけど、走り終わった時の達成感が好きだから頑張れる。
でも、他の人たちはつらい思いをしているかもしれないのに、楽しいからって自分だけ笑顔を見せるのはみんなに申し訳ないから、なるべく顔に出さないようにしています。
――最後に作品の見どころをお願いします。
この映画の舞台は遠くない未来で、AIと人間が戦争で戦い合うストーリー。未来は本当にこんなふうになってしまうのかなっていう怖い部分があるし、こういう時代になるのかもしれないという興味も湧いてきます。見ているといろんな感情が出てきて未来が気になるような思いにさせてくれる作品です。
◆取材・文=小池貴之
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