永野芽郁「こんにちは、母さん」涙シーンの裏話明かす「ちょっとパニック」
2023.09.13 17:05
views
女優の永野芽郁が13日、都内で行われた映画「こんにちは、母さん」の公開中舞台挨拶に、主演の吉永小百合、共演の大泉洋、宮藤官九郎、寺尾聰、メガホンをとった山田洋次監督とともに登壇。撮影の裏話を明かした。
永野芽郁、涙シーンの裏話明かす
山田監督にとって90本目の監督作となる本作は、東京の下町で令和を生きる等身大の家族の物語。大会社の人事部長・神崎昭夫を大泉、その娘・舞を永野、そして母・福江を主演の吉永が演じる。舞が涙を流すシーンについて話が及ぶと、永野は「舞が思っていることを初めて吐露するシーンだったので、すごく緊張感もありながら撮影していたんですけど、1回目に撮ったときに、自分では思ったよりも涙をすごく流してしまったな、なんて思いながらいたら、監督が舞ちゃんはきれいに泣く必要はないと。きれいに泣かなくていいから、顔を崩していいから、もう一度やってみようかって言ってくださって、もう1回やったカットが使われていると思うんです」と撮影の裏話を告白。「きれいに泣かなくていいっていうのも分かってはいたけど、きっとどこかでセーブしながらやっているところがあったのを、きっと監督が気付いてくださって、声をかけてくださったので。すごく自分の中でも思い入れの深いシーンになったなと思います」と振り返った。
このシーンについて大泉は「すごかったですね。役者としては、目の前でウルトラD・E難度を見ているような、すごく大変なシーンだったなと思います」といい、監督が舞の置かれている状況を説明していた様子を真似して「最後に『期待してます!スタート!』って言ったよね(笑)?」と回想。永野が「そうでしたね(笑)!」と頷くと、大泉は「本当に、すごい技だなと思って(笑)」と感心していた。
一方の永野は「ちょっとパニックになりますけどね(笑)。始まるときに『期待してます!』って言われると」「良かったですけど。無事にできて(笑)」と山田監督からの期待の声に驚いたという。この演出について山田監督は「あんまり覚えてない。僕もちょっとパニック状態」と回顧し、会場を沸かせた。
大泉洋、寺尾聰を真似る
また、大泉は劇中で寺尾の台詞を繰り返すシーンに言及し「若干、真似が入ったんですよ。私はね、真似しちゃうんですよ。誰かがこう言ったよっていうのは、真似しちゃう」と告白。「真似しちゃったなって思ってた。で、私は自分でこの映画を見に行ったの。そうしたら、すごいうけてたの。『俺の寺尾さんの真似、うけてる』と思って(笑)。ちょっと似てるんじゃないかと」と明かし、山田監督は「そっくりでしたよ」と笑っていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
堺雅人、主演映画をエゴサ SNS投稿呼びかけ「ハッシュタグをつけて」【平場の月】モデルプレス -
芳根京子&キンプリ高橋海人、映画オファーのきっかけになった出演作とは「お二人とも役がトリッキー」【君の顔では泣けない】モデルプレス -
芳根京子、キンプリ高橋海人からのハンカチ断る 高橋「さすがにしまうの恥ずい」【君の顔では泣けない】モデルプレス -
【金ロー】2週連続ディズニー作品「ズートピア」「ウィッシュ」放送決定 ジュディ役・上戸彩からコメントもモデルプレス -
“湊かなえ氏の集大成”「未来」黒島結菜主演で映画化決定 松坂桃李&北川景子は重要な役どころにモデルプレス -
福士蒼汰&福原遥、腕組みでジャパンプレミア登壇 福原は「初出し」の秘密告白【楓】モデルプレス -
芦田愛菜、細田守監督から“歌声”絶賛受ける「惚れ惚れするような素晴らしい歌」【果てしなきスカーレット】モデルプレス -
岡田将生「大体泣いてしまう」思い入れある細田守監督作品明かす「僕も家族が今後増えるので」【果てしなきスカーレット】モデルプレス -
白鳥玉季、人生初“金髪”挑戦 ナレーション担当のフェイクニュース動画も公開【金髪】モデルプレス




