浜辺美波、10歳での芸能界入りを回顧「自我もないくらいの年齢だったので…」賀来賢人と悩める就活生にエール<金の国 水の国>
2023.01.18 22:51
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俳優の賀来賢人と女優の浜辺美波が18日、都内で行われた映画「金の国 水の国」(1月27日公開)公開直前イベントに出席。芸能界入りを振り返る場面があった。
賀来賢人&浜辺美波「金の国 水の国」
商業国家で水以外なんでも手に入る“金の国”の誰からも相手にされないおっとり王女サーラ(浜辺)と、豊かな水と緑に恵まれる“水の国”の貧しくも家族思いの建築士ナランバヤル(賀来)。2人は100年断絶している敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることになり、お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の“やさしい嘘”は、国の未来をも変えるのかというストーリー。同イベントは、主人公2人の純粋な想いが国の未来を変えていく本作のストーリーにちなみ、これからの国の未来を担う学生たちを招いて行われ、誰が登壇するのか事前に伝えられていなかった学生の前に、賀来と浜辺が登場すると拍手と黄色い歓声が飛んだ。
賀来賢人&浜辺美波、オーディションで気をつけていたこととは?
イベントでは、会場に駆けつけた学生のお悩みに2人が答えるという企画が行われ、就活が控える学生から「今からドキドキしていてプレッシャーやストレスなどのマイナスな点が気になってしまったり、空回りして自分をアピールすることができるか心配です。これまでオーディションなどを受けられた際に大事にしていたことを教えてください」という質問が。これに、賀来はオーディションで色々な方法を試したそうで「まず自分をよく見せよう思って、いつもよりかっこよく見せようとか、すごく見せようと。逆にめちゃめちゃスカして“あいつ只者じゃねえ”みたいに思われるようにしたり…」と打ち明けた。浜辺が「わかるー(笑)」と共感すると、賀来は「そういうことをやってもいい反応は得られなくて、結局、面接もオーディションもそうなんですけど、そこに合うか合わないかじゃないですか。適材適所ってあって、そこに自分が合っていたら、今の自分で行けば合うんだと思うんですね。もし受かっても、落ちたとしても、それが答えではないと思っていて、物事ってすべて正解なんですよ。そのために失敗があって、そのために成功があって、どこかで繋がっていると信じていて、そこで一喜一憂するというよりは、人生の1つの通過点であって、そのときそのときを生きてほしいですね」と語った。
一方の浜辺は「私がオーディションのときに気をつけていたことを言うと、緊張したり、ノック何回しなきゃとかあるじゃないですか。そういうときに忘れがちなのが姿勢だと思っていて」と回答。「パッと見たときに、私は姿勢が悪くなっちゃいがちなんでよね。スマホ文化でストレートネックで猫背でってなるのが本当にもったいないので、胸を開き、しっかりとお腹に力を入れ、お尻にも力を入れて、首がちょっと前に出てるなと思ったら後ろに引いて、顎を引いて、足を揃えると。そうしていただけると、見違えるようにスーツもきれいに見えますので、ぜひしていただければなと思います」と実用的なアドバイスを送った。
賀来賢人&浜辺美波、将来に悩む学生へ熱いエール
また、「将来に何をしたいかわからず、大学生活をどうしたら有意義に過ごすことができるのかわからない」という悩みが寄せられると、自身もやりたいことを見つけるために大学に通っていたが、やりたいことが見つからなかったという賀来は「この仕事も同時にかじっていたので、この仕事に挑戦してみようと思ったんですけど、大学を辞めないと(俳優の)仕事ができないスケジュールになっちゃって、自分の進路について考えたんです」と回顧。「そのときはどっちがいいかわからなかったんですけど、自分の中にワクワクするものってあるじゃないですか。僕はそれを取って、ワクワクするものを考えた気がします。結果、今の僕のこの仕事が自分にとって天職だとは思っていないんですけど、色んなものに興味を持つことは大事かなと思っていて、かつ色んなことに興味をもってワクワクするものを知るとか、見てみるとか、体感してみるとか、そういうことから始めてもいいなじゃないですか。人生ってそのときがすべてじゃないから、長いスパンで考えたときに、そこで焦るよりも自分の決断に納得できるような時間のかけ方と決め方をしたいいんじゃないでしょうか」と熱く語った。
そして10歳で芸能界に入った浜辺は「私はこの仕事に就きたいって心から思っていたとか、憧れがすごくあったとかじゃなくて、自我もないくらいの年齢だったのでなんとなく入って始めさせていただいて、過ごしていたらある程度の年齢まで行っていたんです」と告白。「振り返ってみたときに10歳からお仕事をしていたことの積み重ねで私はできているんだなって思って、今から何かをゼロから形成するとか、生まれ持ったものを探すというよりも、この積み重ねでできたものの中や延長線上に自分の好きなものや、向いているものとかがあると思っていて」と分析し、「今は“これだ!”っていうものがなくても、これからの就職活動中だったりでふとそれが出てきたり、その積み重ねの中で当たり前に存在していたけど、やっぱり好きかもってものが出てきたりする可能性もあると思っていて、ポンと落ちていたり、振り返ったらそばにいたりってことがあるんじゃないかなと思うので、気負ってもそんなに変わらないことだと思うので、気負いすぎずに穏やかな気持ちで過ごしてほしいなと思います」と背中を押した。(modelpress編集部)
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