映画「ヘルドッグス」の公開直前サプライズイベントに登場した岡田准一 (C)モデルプレス

岡田准一、過酷撮影の裏側&特殊能力を共演者が暴露「覇気を使い始めました」<ヘルドッグス>

2022.09.13 22:51

俳優の岡田准一が13日、都内で行われた映画「ヘルドッグス」(9月16日公開)の公開直前サプライズイベントに、共演の坂口健太郎、MIYAVI、金田哲(はんにゃ)、吉原光夫とともに出席。過酷な撮影の裏側や岡田の特殊能力について語られる場面があった。


岡田准一主演「ヘルドッグス」

坂口健太郎(C)モデルプレス
坂口健太郎(C)モデルプレス
MIYAVI(C)モデルプレス
MIYAVI(C)モデルプレス
トラウマを抱え正義も感情も捨てた元警官の兼高(岡田)は、関東最大のヤクザ組織・東鞘会に潜入させられることになる。その潜入の糸口として警察が目をつけたのは、組織でも誰の手にも負えない、制御不能なサイコボーイ・室岡(坂口)だった。警察の調査ではじき出された兼高と室岡の相性は98%。実際に2人の相性は抜群で、気づけば互いの心の隙間を埋めるような必要不可欠な存在になり、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。

しかし「潜入捜査」という絶対に明かせない“真実”を抱えたまま、彼らは予測不能な展開に巻き込まれていく─。

岡田准一&坂口健太郎らサプライズ登場

岡田准一、坂口健太郎 (C)モデルプレス
岡田准一、坂口健太郎 (C)モデルプレス
誰が登壇するか知らされていなかった観客の前に登場し、大きな拍手で迎え入れられた5人。自身のキャラクターをどのように作ったか尋ねられた岡田は「潜入捜査しているんだけど、そこでの思わぬ愛みたいな、男同士の絆みたいなものもできてきたりして複雑でもありながら、潜入捜査官なので言動も表情もバレないように演じていかないといけなかったので現場ではすごく難しかったですね」といい、「オープニングから空気感を出すためにタンクトップで森を歩いたんですけど、アジアンテイストというか、ちょっと香ってくるような意識もあって、ファーストアクションが養鶏場だったんですよ。本物の養鶏場で撮っていて、地面にたくさんうんちがあったんですね。僕はそれを想定していなくて、締めて転がるっている振り付け(アクション)を自分でつけて、しかもタンクトップだということで、初めて自分でつけた振りを変えようかなって(笑)。っていう役柄ですかね(笑)。やりましたけど、すごく悩みながらやりました。『この技にするんじゃなかったな』と思いながら、覚悟を決めてやりました」と裏話を披露して会場の笑いを誘った。

坂口健太郎(C)モデルプレス
坂口健太郎(C)モデルプレス
同じ質問に、坂口は「今まで取材をさせていただく中で、(室岡は)ちょっとサイコパシーを感じる男の子だったり、何をしでかすかわからないというキャラクター性でお話をすることが多いんですけど、すごく純粋な子だなというのは台本を読んだ最初から思っていました」と告白。

「普通だったらここから先をチョイスしないところを、室岡という男の子は簡単に乗り越えられるものを持っているというか、それがイコール暴力性だったり残虐性に繋がっていくんですけど、それができてしまうのが室岡でその根源にあるのは純粋さだったりからきているんだろうなと感じていました。なので、現場で起きることを室岡としてピュアに感じていこうみたいなことはやっていたかもしれないですね」と語った。


金田哲、岡田准一の凄み語る

岡田准一、坂口健太郎 (C)モデルプレス
岡田准一、坂口健太郎 (C)モデルプレス
また、兼高らと対峙するヤクザの三神國也役を演じた金田が「超怖いんですよ。役に入っている時の闇落ちした岡田さんって。普通の人だったら目が合っただけで気を失ってしまうと思うんですけど、僕は特殊能力があったので…」とコメントして笑いを誘うと、岡田は「乗り込んでいくシーンがあるんですよ。僕は割と周りを動かしていかないといけなくて、圧で周りを動かしてハリケーンみたいな状態になるのを監督は求めていたんですけど、僕は触っていないのに金田さんが後ろに飛んでいって…」とエピソードを告白。

金田哲(C)モデルプレス
金田哲(C)モデルプレス
これに金田は「これは僕から言わせてください。僕は覚えていないんですけど、(岡田は)武術がすごくて達人の域じゃないですか。一触即発になって僕が岡田さんに触れようとして、岡田さんの目がカッと開いた瞬間、僕は5メートルくらい後ろに飛んでいったんです。これ本当ですから。覇気を使い始めました。アクションとかではなくて(ワンピースに出てくる)覇王色の覇気で飛んで、気づいたらロッカーにドーンってなっていました。そうして気づいたら午前中が終わっていて」と熱弁。岡田は「出ちゃったんですかね。誰にも触らず、でも三神に寄って行くシーンだったんですけど、なんか出ちゃったのかな。急に飛んでいったので」と分析した。

坂口健太郎、金田哲(C)モデルプレス
坂口健太郎、金田哲(C)モデルプレス
加えて、金田は「それ以外のシーンでも、僕と岡田さんが言い合って別れるみたいなシーンで、監督のカットがかかるまで続けないといけないので、その時も後ろを振り返ったら岡田さんがここ(目の前)にいて、その瞬間、またドーンって飛んでました。何をやっているかわからないんですけど、この辺(お腹あたり)が何か動くんです。そうしたら飛んでるんです。これは新たなやつ(武術)を会得してるんだと思います。音響さんも岡田さんのシーンで気を失っていると思います。覇気で」と語ると、岡田は「ワンピース?同じ東映ですからね。大ヒット中です」とアピールして笑わせた。(modelpress編集部)

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