Koki, (C)モデルプレス

Koki,、涙ながらに感謝「私を信じてくださりありがとうございました」<牛首村>

2022.02.18 19:43

モデルのKoki,、萩原利久、高橋文哉が18日、都内で開催された映画「牛首村」 初日舞台挨拶に登壇した。


Koki,「やっとこの日が来た」

富山県魚津市に実在する北陸最恐心霊スポット・坪野鉱泉を舞台とする本作は、主人公の奏音(Koki,)、クラスメイトの蓮(萩原利久)、妹・詩音(Koki,)の恋人である将太(高橋文哉)が直面する恐怖を描く。この日は共演する芋生悠、大谷凜香、松尾諭、田中直樹も出席していた。

高橋文哉、Koki,、萩原利久 (C)モデルプレス
高橋文哉、Koki,、萩原利久 (C)モデルプレス
主演のKoki,は赤のドレス姿で登場し、初日を迎えた心境を聞かれると「ついに、やっとこの日が来たんだなって。本当に、スタッフの皆様、チームの皆様で、力を合わせた作品なので、やっと皆様に見ていただけることができて、とてもうれしいです」と喜びのコメント。

初の演技で主演を務めたKoki,は、最初のシーンがイベント当日のMCを務め、劇中では父親役を担当した田中とのシーンだったことについて「はっきり覚えていますね。自分の心臓の音が聞こえるくらい、とても緊張していました。でも、撮影の休憩中に、田中さんがとてもフランクにお話してくださっていたので、だんだん緊張が和らいでいきました」と笑顔で振り返った。

作品で注目してほしいポイントを聞かれると「もちろんホラーの部分は注目していただきたいんですけど、いろいろな人間関係だったり、愛情だったり、友情、そういう部分もぜひ注目していただけたらなって思います」と呼びかけた。

高橋文哉「わくわくしております」

Koki, (C)モデルプレス
Koki, (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋文哉 (C)モデルプレス
高橋は「本当に、ほっとした気持ちと、すごくうれしい気持ちであふれているんですけど、撮影から考えると、意外にあっという間だったなという印象があって。こうして作り上げてきて、完成披露とかで皆さんに先に見ていただいたりしても、もっと皆さんに今日から届くという意味で、今日が始まりのような感覚で、わくわくしております」とにこやかに語った。

そんな二人との撮影について、Koki,は「よく、いまホラー映画を撮っているみたいじゃないねって、和気あいあいとして、笑いにあふれる現場でしたね」と回想。「利久くんも、文哉くんも、撮影中、ずっと支えてくださっていて。本当にありがたいですね」と感謝の気持ちを語った。

役柄との共通点は?

高橋文哉、Koki, (C)モデルプレス
高橋文哉、Koki, (C)モデルプレス
役柄との共通点を聞かれた萩原は「基本的にあんまり似ていないと思っているんですけど、割とポジティブ思考なので…蓮ほど、あそこまで異常にポジティブではないですけど、どっちかっていうと、ポジティブな部分は似ているかなと思いつつ、もうちょっと気は遣えると思います」とにっこり。

高橋は共通点がないとしたうえで「将太の詩音に対する熱意みたいなものが、僕はここまで注げないな、情熱を注いで自分のすべてをかけられないなって思って。そこは将太を演じながら僕が尊敬していた部分なので、こういう風になりたいなって思わせてくれた役ではあります」と言葉に。

Koki,、萩原利久 (C)モデルプレス
Koki,、萩原利久 (C)モデルプレス
一人二役を務めたKoki,は「詩音も奏音も、自分と共通点が多いなと思いました。奏音は、例えば一見クールに見えて、物事をはっきり言うところとか。でも実は中身は、とても情熱的で感情的な部分。あとは、自分の姉妹を何が何でも守りたいという強い思いが似ているなと思ったところ」と発言。また「詩音は、とても姉に頼っていて。姉に守られたいみたいな雰囲気を、感じれたなと思います」と自分に重なる部分を明かしていた。

Koki,&萩原利久&高橋文哉、撮影の思い出振り返る

田中直樹、大谷凜香、高橋文哉、Koki,、萩原利久、芋生悠、松尾諭、清水崇監督 (C)モデルプレス
田中直樹、大谷凜香、高橋文哉、Koki,、萩原利久、芋生悠、松尾諭、清水崇監督 (C)モデルプレス
3人での共演において、印象的なシーンを聞かれた高橋は「もしかしたら一緒かもしれないですけど、電車のホームで、3人でベンチに座ってお芝居したところ。見ても好きでしたし、現場の雰囲気もすごく好きでしたね」とコメントし、これを聞いたKoki,は「私もそのシーンが、とても印象に残っています。いろいろな奇跡というか、瞬間が重なったシーンだなと思います」と同意。

一方の萩原は「伝わっているかわからないんですけど、海でのシーンがあって。そこもなかなか、3人でがっつりなシーンだったので。駅のシーンと同じように、そこもシチュエーションだったりっていうのが相まって撮れたシーンだったので。海と言っておけば、見た時に『ここかな』ってわかってもらえる」とネタばれを避けつつ見どころを挙げていた。

萩原利久 (C)モデルプレス
萩原利久 (C)モデルプレス
その後、改めて観客へのメッセージを求められた萩原は「ホラー映画なので、もちろんホラーな要素はたくさんありますが、それ以外にも、人と人とのストーリーも、ちゃんとありますので。そのホラーな部分と、人と人とのストーリーの部分も、両方楽しんでもらえる作品になっているんじゃないかなと思いますので。ぜひホラーが好きな方も、ちょっと苦手な方も、見ていただけると、すごく嬉しいなと思っております」と作品の魅力をアピール。

高橋は「この『牛首村』は、ストーリー性の軸の中に、ホラー要素もしっかりとあって。ストーリー性とか関係性とか、人と人の絆を理解することで、より恐怖に深みが増してくるような作品だと僕は思っていますので。ぜひ気になった方は、勇気をもって見に来ていただいて、全力で楽しんでいただけたら嬉しく思います」と呼びかけた。

Koki,、涙ながらに感謝語る

Koki, (C)モデルプレス
Koki, (C)モデルプレス
フォトセッション後に、改めてマイクを握ったKoki,は「この作品は、本当にチームみんなで一生懸命作り上げた作品なので、それを皆様にやっと見ていただくことができて、本当に嬉しいです。皆様がどのような感想を持っていただけるのか、とても楽しみにしています」と笑顔。

また「この映画のおかげでたくさんの素敵な出会い、そして素晴らしい経験をさせていただきました。チームの皆様、スタッフの皆様、ずっと温かく見守ってくださり、ありがとうございます。たくさんの勇気をいただきました。そして監督」と述べると、感極まった様子。

Koki, (C)モデルプレス
Koki, (C)モデルプレス
目元を抑えたKoki,は、涙ながらに「ずっと私を信じてくださり、ありがとうございました。本当に素晴らしい経験、そして演じることのすばらしさを教えていただき、ありがとうございます」と監督への感謝の気持ちを語っていた。この日は、悪霊退散の意味も込めて、ステージから客席にクッション投げが行われる一幕もあった。(modelpress編集部)

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