土屋太鳳(C)モデルプレス

土屋太鳳、ミニ丈セーラー服姿で登場「想定していなかったことが…」<アイの歌声を聴かせて>

2021.10.12 21:25

女優の土屋太鳳が12日、都内で行われたアニメーション映画「アイの歌声を聴かせて」(10月29日公開)の土屋太鳳ファンクラブ限定特別イベントに、メガホンをとった吉浦康裕監督とともに出席。同作への思いや制作秘話を明かした。

「イヴの時間」、「サカサマのパテマ」などで海外からも注目を集め、アニメーションの新たな可能性を切り拓いている吉浦監督が、自身が得意とする「AI」と「人間」の関係というテーマを、高校生の少年少女たちが織りなす瑞々しい群像劇という形で描写し、圧倒的なエンターテインメントフィルムとして仕上げた本作。

土屋太鳳、制服姿で登場

土屋太鳳(C)モデルプレス
土屋太鳳(C)モデルプレス
自身が演じた“ちょっぴりポンコツなAIの主人公・シオン”をイメージした制服のようなミニ丈衣装で登壇した土屋は、ファンクラブのメンバーに「ただいまー!」と挨拶し、衣装について指摘されると「現在26歳になりました(笑)。なんですけれども、シオンをリスペクトということで、この衣装を選ばせていただきました。ありがたいことに2年前に高校生役を卒業させていただいたので、(制服は)もう着る機会はないなと思っていたんですけど、今日はファンクラブということで、制服を着ようと。ファンの方々に笑顔を届けたいなと思っていたんですけど、想定していなかったことがあって、こんなにマスコミの方々が入られるって知らなかったので…(笑)」と苦笑しつつ、「みんな笑ってくれるかな。懐かしんでくれるかなと思っていたんですが…」と吐露すると、会場からは大きな拍手が起こり、土屋は「今月ハロウィンなので、みなさん楽しく見ていただけたらと思います」と笑顔を見せた。

土屋太鳳(C)モデルプレス
土屋太鳳(C)モデルプレス
また、完成した作品を見た感想を求められた土屋は「届いてほしいなと思います。監督が完成披露のときに『見ていただいてやっと完成する』っておっしゃっていたんですけど、本当にその通りだなと思います。ぜひ受け取っていただけたら嬉しいなと思います」とファンに呼びかけた。

土屋太鳳(C)モデルプレス
土屋太鳳(C)モデルプレス
劇中では土屋の歌声を聞くことができるが、レコーディングは大変だったか尋ねられると「めちゃくちゃ大変でした…(笑)」と打ち明け、「キーが高いので、最初にデモを聞いたときに『これは私にできるのだろうか』と笑っちゃうくらいでした。コロナ禍になって歌を録り始めたんですけど、歌の先生と対面で(レッスン)できなかったりして厳しい状況だったんですが、なんとかシオンとして歌うことができたというか、歌っていると曲と歌詞が体に入ってきて、自分も励まされていたので、作詞と作曲してくださった方に『素敵な曲をありがとうございます』とお伝えしたいです」と感謝した。

土屋太鳳の元気が出る曲は?

土屋太鳳(C)モデルプレス
土屋太鳳(C)モデルプレス
さらに、ファンクラブ会員から事前に受け付けた質問に土屋が答えるという企画も行われ、「太鳳ちゃんとシオンの似ているところ。似ていないところは?」を聞かれた土屋は「実はそれは、役作りのときにどうしようとすごく考えたんです。周りのAIを見ても、人間の形をしているAIはいないんですよ。周りにあるケータイだったりの声を聞いたんですけど、シオンは人間の形をしているから、人間と同じ役作りをしようって思ったんです。なので、自分との共通点を探して、力強いところ、すぐ歌うところ、大切な人にすぐくっ付いちゃう。家族にあるとすぐ近寄ってくっ付いちゃうんです。そこは似ているかなと思います」と答え、「似ていないところは、(シオンは)勉強ができるところですかね(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑った。

土屋太鳳(C)モデルプレス
土屋太鳳(C)モデルプレス
土屋太鳳(C)モデルプレス
土屋太鳳(C)モデルプレス
続けて、「太鳳ちゃんが元気をもらえる歌を教えてください」との質問が飛ぶと、土屋は「私は『宙船』!元気が出るというよりは、元気を出さなきゃいけないときに聞きます」と答え、「『ユー・ニード・ア・フレンド ~あなたには友達が要る~(土屋が歌う劇中歌)』も聞いています。私自身もパワーをもらうというか、私にとっても奇跡の歌なので、コロナ禍ということもあって厳しい状況だったんですけど、歌だったり作品がスタッフさんと私の心をつなげてくれたり、アフレコも1人ずつ録っていたので、ほかのキャストの方々とお会いできなかったんですけれども、それをつなげてくれて、『子は鎹(こはかすがい)』って言いますけど、作品は鎹だなと思います」としみじみと語った。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 土屋太鳳「今際の国のアリス」で釜山国際映画祭ACA5部門ノミネートに喜び
    土屋太鳳「今際の国のアリス」で釜山国際映画祭ACA5部門ノミネートに喜び
    モデルプレス
  2. 麒麟・川島明&土屋太鳳ら、バンド結成 メンバーは自らスカウト
    麒麟・川島明&土屋太鳳ら、バンド結成 メンバーは自らスカウト
    モデルプレス
  3. 土屋太鳳「声が出なくて…」過去の体験告白<アイの歌声を聴かせて>
    土屋太鳳「声が出なくて…」過去の体験告白<アイの歌声を聴かせて>
    モデルプレス
  4. 土屋太鳳、恋愛は「大切にしていきたい」 男性との交流事情明かす
    土屋太鳳、恋愛は「大切にしていきたい」 男性との交流事情明かす
    モデルプレス
  5. 土屋太鳳、“結婚したい男性の見極め方”告白「難易度高い」「太鳳ちゃんらしい」と反響
    土屋太鳳、“結婚したい男性の見極め方”告白「難易度高い」「太鳳ちゃんらしい」と反響
    モデルプレス
  6. 土屋太鳳、好みの男性のタイプ明かす「眼福でした」<鳩の撃退法>
    土屋太鳳、好みの男性のタイプ明かす「眼福でした」<鳩の撃退法>
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 警官姿の宮世琉弥&原菜乃華が仲良く“エリーポーズ”「りゅびなの尊すぎ」「制服姿見れるの幸せ」<恋わずらいのエリー>
    警官姿の宮世琉弥&原菜乃華が仲良く“エリーポーズ”「りゅびなの尊すぎ」「制服姿見れるの幸せ」<恋わずらいのエリー>
    WEBザテレビジョン
  2. 森七菜、撮影合間の寝顔ショットに「どんな夢見てるんだろう」とファン歓喜
    森七菜、撮影合間の寝顔ショットに「どんな夢見てるんだろう」とファン歓喜
    WEBザテレビジョン
  3. <オーメン:ザ・ファースト>ワールドプレミアが開催 「本作のポイントは『オーメン』のいくつかの疑問に答えること」
    <オーメン:ザ・ファースト>ワールドプレミアが開催 「本作のポイントは『オーメン』のいくつかの疑問に答えること」
    WEBザテレビジョン
  4. “台湾のスター”シュー・グァンハン、清原果耶&藤井道人監督から日本語学ぶ「あざす!」に会場笑顔<青春18×2 君へと続く道>
    “台湾のスター”シュー・グァンハン、清原果耶&藤井道人監督から日本語学ぶ「あざす!」に会場笑顔<青春18×2 君へと続く道>
    モデルプレス
  5. 池松壮亮が1人2役で“ジャズの熱狂”を演じた映画「白鍵と黒鍵の間に」 フランクに楽しめる“音楽”テーマを生み出した偉業
    池松壮亮が1人2役で“ジャズの熱狂”を演じた映画「白鍵と黒鍵の間に」 フランクに楽しめる“音楽”テーマを生み出した偉業
    WEBザテレビジョン
  6. ビル・ナイ「経験豊富なホラー・ファンでさえ目を逸らしたくなる」…「オーメン:ザ・ファースト」の見どころを語る
    ビル・ナイ「経験豊富なホラー・ファンでさえ目を逸らしたくなる」…「オーメン:ザ・ファースト」の見どころを語る
    WEBザテレビジョン
  7. 社会現象になった3人の博士の“幽霊退治”、2024年に最新作が公開の「ゴーストバスターズ」過去作の魅力を振り返り
    社会現象になった3人の博士の“幽霊退治”、2024年に最新作が公開の「ゴーストバスターズ」過去作の魅力を振り返り
    WEBザテレビジョン
  8. 尊い2人…宮世琉弥&綱啓永“エリーポーズ”で仲良しショットを披露「りゅびつな最高」の声<恋わずらいのエリー>
    尊い2人…宮世琉弥&綱啓永“エリーポーズ”で仲良しショットを披露「りゅびつな最高」の声<恋わずらいのエリー>
    WEBザテレビジョン
  9. 4日間限定…全国25の劇場で初の4K特別上映が決定<スター・ウォーズ/ファントム・メナス>
    4日間限定…全国25の劇場で初の4K特別上映が決定<スター・ウォーズ/ファントム・メナス>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事