柴咲コウ「10年ぶり」真っ赤なパンク風ドレスで魅了 今の夢語る<クルエラ>
2021.05.25 18:55
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女優の柴咲コウが25日、都内で行われた映画『クルエラ』(5月27日公開)公開直前イベントに出席。クルエラをイメージした真っ赤なドレスを身にまとって登場し、報道陣を魅了した。
柴咲コウ、真っ赤なドレスは「今日の気持ちとぴったり」
同作はディズニーアニメーション『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン(悪役)・クルエラを主人公に、彼女がなぜヴィランへと変貌したのか、その誕生秘話を描いている。パンク風の真っ赤なドレスとなったが、「実は最近は赤色を着ていなかった。10年くらいは着ていない」と照れくさそうに話し、「なぜだろうと考えたんですが、協調性や調和を養いたいときが10年あったのかな。その反動で、最近は情熱を感じる色を身にまといたくなった。あとお家での時間が増えたので色をまといたいって。だから今日の気持ちとぴったり。色があると元気になりますね」とご機嫌だった。
柴咲はエマ・ストーン演じるクルエラの日本語版吹き替え声優に挑戦。アニメ声優は経験したことがあるが、実写映画に声を吹き込むのは今回が初となる。「映画として完成されていて、役者の120%の演技もあり、効果音も全部出来上がっている。そこに声を入れるのは難しかった。役者は無言の芝居ができるけど、声優では声にすべてを吹き込まないといけない。そこが苦労しました」と振り返った。
柴咲コウ、今の夢は?
クルエラは『101匹わんちゃん』においてがヴィランだが、本作は「どうしてそうなったのかが解き明かされる」と柴咲。「折れずに自分を生きていく覚悟が美しい。共感できる人はたくさんいると思う。人からどう見られるのかって気にしがちだけど、それよりもどう自分が生きるのかが大事。私は完成した作品を観て、勇気とパワーをもらえた。こういう時代からこそ、ぜひ観てほしい」と訴えた。
柴咲は本作のエンドソングの歌唱も担当している。注目する点は「歌詞」で、「“心の声に従う”というキーワードがある。歌詞にぐっとくる。クルエラとして生きていくんだという決意が、すべて閉じ込められている」と魅力を熱弁。レコーディングにも熱が入り、「覚悟を持って臨みました。ミックスチェックにも立ち会いました。英語版と日本語は響きが異なる。どう私の声がのるのか重要だと思った。息を吸う加減とか、色々と細かく検証しましたね」と語った。
また、柴咲の今の夢について聞かれると「夢というからには小さいことを言ってはいけない。大きいことを言う」と前置きし、「コミューンを作る!」と宣言。北海道と東京の2拠点生活を送っているが、「北海道で共同ファームを持っていますが、自分の思いに共感する人を集めてユートピアみたいなことができたら。馬に乗ったり、畑を耕したり」と明かした。(modelpress編集部)
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