志尊淳ら、沢田研二&菅田将暉W主演映画「キネマの神様」追加キャスト発表
2020.12.22 11:00
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俳優の沢田研二と菅田将暉がW主演を務める映画『キネマの神様』(2021年4月16日公開)に志尊淳、リリー・フランキー、前田旺志郎が出演することが決定。場面写真が解禁された。
松竹の前身となる松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、日本映画史を飾る傑作、ヒット作の製作、配給、興行を続け、2020年松竹映画は100周年を迎えた。同作は、そんな松竹映画100周年を記念した作品となる。監督は日本映画界を代表する山田洋次、原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハ氏による「キネマの神様」。
菅田、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子と同様、今回発表された3名も山田監督作品は初出演となり、作品の世界に新たな色を加える。
以来幅広い演技力で多くのドラマ・映画に出演し、『そして父になる』(2013年)、『凶悪』(2013年)で第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとする数々の賞を受賞。以降、是枝裕和監督作品に常連出演を果たすなど、言わずと知れた日本を代表する実力派俳優である。
そんなリリーも、「山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です」とコメントし、本作への出演について大きな憧れと喜びを語った。
リリー演じる出水は、多くは語らないが映画撮影において確固たるこだわりを持ち、ゴウに監督としての在り方を背中で教えるような男。当時の映画界を代表する監督が持つ特異な存在感を、円熟味が滲み出た振る舞いで見事に体現している。
またNHKドラマ『女子的生活』(2018年)では主演としてトランスジェンダー役を見事に演じ切り、幅広い演技力を見せ高い評価を受けるなど、今まさに勢いのある若手実力派俳優である志尊だが、「自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした」とコメントし、驚きとともに貴重な経験であったことを明かした。
志尊演じる水川は、一見調子の良いイマドキの青年だが、テアトル銀幕を通して現代のテラシンや淑子(宮本信子)、そしてゴウ(沢田)と会話を重ねる中で関係性を築いていく役どころ。水川が持つ温かい一面を感性豊かに表現し、作品に彩りを加えている。
2012年にはNHK大河ドラマ『平清盛』に出演を果たし、その後『超高速!参勤交代』(2014年)、『海街 diary』(2015年)など、子役時代から話題作に次々と出演を続け、今年は、テレビ東京ドラマ25『猫』で連続ドラマ初主演。今後の活躍がますます期待される次世代俳優である。
そんな前田も「自分がまさか山田洋次監督作品に携われる日が来るなんて思ってもいなかったので、ものすごくテンションが上がりました」と素直な喜びの胸中を明かし、厳しい指導の中にも映画愛に溢れた山田監督に改めて尊敬の意を表した。
前田演じる勇太は、落ちぶれたゴウを一人の人間として見つめ、眠っていた才能に気づくという現代のゴウにとってのキーパーソンと言える存在。また、内気で部屋にこもりがちの繊細な役どころである一方、ゴウとは他の誰よりも信頼関係を築く様を絶妙な演技で表現している。(modelpress編集部)
若き日のゴウ(菅田)は助監督として、映写技師のテラシン(野田)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川)、また撮影所近くの食堂の娘・淑子(永野)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
半世紀後の2020年。あの日の『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める。これは“映画の神様”を信じ続けた男とその家族に起きる奇跡の物語。
現場はもちろん、本読みの時からたくさんのご指導をいただいて大変勉強になりました。正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います。
菅田、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子と同様、今回発表された3名も山田監督作品は初出演となり、作品の世界に新たな色を加える。
リリー・フランキー、映画監督の師匠役
リリーは、1950~60年代の日本映画黄金期に活躍した、助監督のゴウ(菅田)が師匠とする映画監督・出水宏を演じる。イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなど様々な顔を持つリリーは、『ぐるりのこと。』(2008年)で第51回ブルーリボン賞・新人賞を受賞し、俳優として高く評価された。以来幅広い演技力で多くのドラマ・映画に出演し、『そして父になる』(2013年)、『凶悪』(2013年)で第37回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとする数々の賞を受賞。以降、是枝裕和監督作品に常連出演を果たすなど、言わずと知れた日本を代表する実力派俳優である。
そんなリリーも、「山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です」とコメントし、本作への出演について大きな憧れと喜びを語った。
リリー演じる出水は、多くは語らないが映画撮影において確固たるこだわりを持ち、ゴウに監督としての在り方を背中で教えるような男。当時の映画界を代表する監督が持つ特異な存在感を、円熟味が滲み出た振る舞いで見事に体現している。
志尊淳、映画館で働くイマドキ青年に
志尊は、テラシン(小林稔侍)が経営する映画館“テアトル銀幕”でアルバイトをするイマドキの青年・水川を演じる。2011年に俳優デビューし、『帝一の國』(2017年)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)など話題作に次々と出演。またNHKドラマ『女子的生活』(2018年)では主演としてトランスジェンダー役を見事に演じ切り、幅広い演技力を見せ高い評価を受けるなど、今まさに勢いのある若手実力派俳優である志尊だが、「自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした」とコメントし、驚きとともに貴重な経験であったことを明かした。
志尊演じる水川は、一見調子の良いイマドキの青年だが、テアトル銀幕を通して現代のテラシンや淑子(宮本信子)、そしてゴウ(沢田)と会話を重ねる中で関係性を築いていく役どころ。水川が持つ温かい一面を感性豊かに表現し、作品に彩りを加えている。
前田旺志郎、沢田研二の孫役演じる
前田は、落ちぶれたゴウ(沢田)が持っていた才能を再び見出す、孫の勇太を演じる。2005年から子役として活動をスタートし、2011年に是枝裕和監督の『奇跡』で実兄・航基とともに兄弟役で主演を務め、第26回高崎映画祭の最優秀新人男優賞を受賞。2012年にはNHK大河ドラマ『平清盛』に出演を果たし、その後『超高速!参勤交代』(2014年)、『海街 diary』(2015年)など、子役時代から話題作に次々と出演を続け、今年は、テレビ東京ドラマ25『猫』で連続ドラマ初主演。今後の活躍がますます期待される次世代俳優である。
そんな前田も「自分がまさか山田洋次監督作品に携われる日が来るなんて思ってもいなかったので、ものすごくテンションが上がりました」と素直な喜びの胸中を明かし、厳しい指導の中にも映画愛に溢れた山田監督に改めて尊敬の意を表した。
前田演じる勇太は、落ちぶれたゴウを一人の人間として見つめ、眠っていた才能に気づくという現代のゴウにとってのキーパーソンと言える存在。また、内気で部屋にこもりがちの繊細な役どころである一方、ゴウとは他の誰よりも信頼関係を築く様を絶妙な演技で表現している。(modelpress編集部)
『キネマの神様』ストーリー
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田)は妻の淑子(宮本)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった1つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」。行きつけの名画座の館主・テラシン(小林)とゴウは、かつて撮影所で働く仲間だった。若き日のゴウ(菅田)は助監督として、映写技師のテラシン(野田)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川)、また撮影所近くの食堂の娘・淑子(永野)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
半世紀後の2020年。あの日の『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める。これは“映画の神様”を信じ続けた男とその家族に起きる奇跡の物語。
リリー・フランキー コメント
山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です。志尊淳 コメント
自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。スタジオに入った瞬間から感じる、緊張感、繊細さ、熱量。全てにおいて貴重な時間でした。前田旺志郎 コメント
この度、ゴウの孫の円山勇太役を演じさせていただいた前田旺志郎です。お話をいただいた時、自分がまさか山田洋次監督作品に携われる日が来るなんて思ってもいなかったので、ものすごくテンションが上がりました。現場はもちろん、本読みの時からたくさんのご指導をいただいて大変勉強になりました。正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います。
【Not Sponsored 記事】
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