KAT-TUN亀梨和也「自分自身に恐怖を感じます」奈緒が“忘れられない出来事”明かす<事故物件 恐い間取り>
2020.07.21 20:48
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KAT-TUNの亀梨和也が21日、都内で行われた主演映画「事故物件 恐い間取り」(8月28日公開)の完成記念イベントに、共演の奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、木下ほうか、メガホンをとった中田秀夫監督とともに出席。現場での対応が明かされる場面があった。
奈緒、亀梨和也との“忘れられない出来事”明かす
今回、亀梨と初共演だったという奈緒と瀬戸は、亀梨の印象を聞かれると、瀬戸は「初めて共演させていただいたんですけど、初めからそういう感じがしなかったんです」とニッコリ。これに亀梨も「僕も!今までの活躍もいろんなメディアを通して拝見させていただいていたこともありますけど、コンビという設定だったからでしょうかね」と目を輝かせ、瀬戸は「なんか不思議なんですよね。めちゃくちゃやりやすかったですし、監督からの無茶振りもあったんですけど、そこは亀梨さんがリードしてくれるので、めちゃくちゃありがたかったです」と感謝した。一方、リハーサルで初めて亀梨に会ったという奈緒は「その帰り道にマネージャーさんから『奈緒ちゃん、今まで共演した方で最初から緊張せずに1番ナチュラルに話せていた』って言われたんです。亀梨さんがすごく親しみやすい空気を出してくださっていたので、緊張せずに現場に入れました」と笑顔。
忘れられない出来事もあるそうで「現場に入ってからも優しくて、次の日に違う仕事が入っていて、その日は体力を使うシーンが夜まで入っていたんですけど、『大変だね、お疲れ様』って亀梨さんが帰られて、私が帰るときにスタッフさんから『これ亀梨さんからです』って言われて、焼肉のお弁当と、会話で何気なく『タン塩が1番好きなんです』って言った言葉を覚えてくださっていて、単品でタン塩まで入っていて…。私はあのお肉のご恩は一生忘れません」と目を輝かせた。
これに亀梨は「ぜひ皆さん、これを1面で!」と報道陣にアピールし、MCから『かっこいいですね』と声が飛ぶと、「すいません、(スター性が)ついつい出ちゃっていましたね。勝手に出ちゃうときがあって、自分自身に恐怖を感じます」と茶目っ気たっぷりに笑った。
亀梨和也「すごくラッキーだったな」
また、MCから見事に売れないお笑い芸人役を演じていたと絶賛されると「ありがとうございます。撮影に入る前に監督とディスカッションさせていただきながら、冒頭で(アヤメの元相方でテレビ番組の放送作家・中井大佐役を演じる)瀬戸くんとの漫才シーンもあって、どうやったらより頑張っているんだけど空回りしている感じが出るか、そういうこともしっかりと考えました」と話し、瀬戸が「コントのシーンがあるんですけど、めちゃくちゃ稽古したんです。でも、(ほとんど)カットされていたんです」と拗ねると、中田監督は「2人がうまくて、面白くなりすぎるとおかしいから」とフォロー。アヤメを密かに応援するテレビ局のメイクアシスタント・小坂梓役を演じる奈緒も「本当にネタが面白かったので、ただ純粋に笑えて初日から楽しかったです」と褒めた。
加えて、亀梨は「(スベって)ステージでああいう目線を浴びるということが、これまでの芸能生活20年以上なんですけど、ありがたいことになかったので、すごくラッキーだったなと思いました」と自身の芸能生活を比べ、「何をやっても響かないというのが1番のホラーですよ」としみじみと語った。
「事故物件 恐い間取り」
本作は、殺人・自殺・火災による死亡事故などがあった“いわくつき”の部屋=事故物件に住み続けている“事故物件すみます芸人”松原タニシの実体験による著書『事故物件怪談恐い間取り』(二見書房刊)を映画化。監督は『リング』(1998年)で日本映画界のホラーブームを牽引してきた中田氏が務める。(modelpress編集部)
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