志田未来&花江夏樹、W主演でアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」公開決定
2020.01.28 08:00
views
女優の志田未来、声優の花江夏樹をW主演に迎え、長編アニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」が6月5日に公開されることがわかった。
志田未来&花江夏樹「泣きたい私は猫をかぶる」
今作は伊勢湾を目の前に臨み、焼き物で栄えた街並みが印象的な愛知県常滑市を舞台に繰り広げられる、ちょっと不思議で、観客に幸せを届ける物語。クラスで「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれるちょっと変わった中学2年生・笹木美代は、思いを寄せるクラスメイト・日之出賢人に毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。それでもめげずにアタックを続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった。
志田未来、役どころは?
主人公のムゲを演じる志田は、自身の役柄について「自分の気持ちを素直に出す明るくまっすぐな女の子です。ただ、思春期ならではの幼さやギャップも見られますが、その全てがムゲの魅力だと思います」とコメント。ムゲが変身する猫「太郎」の“鳴き声”も映画全編にわたって志田が担っており、今回公開された特報も注目だ。
「鬼滅の刃」で活躍・花江夏樹
一方、もう1人の主人公である日之出賢人役は、人気漫画「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎役などで活躍する花江。役どころに関しては「思っていることを全面に出せない男の子。そこから意思がだんだん変わっていって、1人の少年から青年の気持ちに移りかわっていくところが魅力的だなっていう風に思います」と、誰もが感じたことのある思春期独特の感情を持ち合わせたキャラクターであると語った。
「泣きたい私は猫をかぶる」監督・脚本は?
また今作のW監督を務めるのは、佐藤順一氏と柴山智隆氏。2人が作り上げた映像はまるで魔法のような美しさで、観客を自然と物語へ引き込んでいく。脚本は、キャラクターの繊細な心情の描写に定評がある岡田麿里氏が手掛ける。「泣きたい私は猫をかぶる」特報公開
そして、特報映像とティザービジュアルが解禁。とあることから猫に変身できる不思議なお面を手にしたムゲは、猫になって大好きなクラスメイト・日之出のところへ会いに行く。猫の姿だと一心に愛でてくれる日之出に対して幸せな気持ちを募らせていくムゲは、日之出の部屋まで会いに行ったり、胸に飛び込んだりと愛情を全身で表現する。2人は猫と人間のまま心を通わせていくが、魔法のような時間はそんなに長く続かなかった。ティザービジュアルではどこか切なげな表情を見せるムゲ。思春期に誰もが感じたことのある感情と、ちょっと不思議だが愛おしい物語になっている。(modelpress編集部)
志田未来コメント
― 出演が決まった際の感想今回、ムゲ役をやらせていただけると聞いて、びっくりしました。さらに花江さんとご一緒させていただけるということで、すごくプレッシャーも感じましたが、本当に嬉しかったです。
― 演じたキャラクター“ムゲ”について
本当に明るくて、まっすぐな女の子だなと思いました。今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出す子なので、観ていてすごく気持ちのいい子です。ただ、周囲からの愛に気づけていない幼い部分があったり、学校などで見せる外の顔と自分の部屋にいる時に見せる内の顔にギャップも見られます。そんなムゲの全てが魅力的に描かれていると思いました。
― 観ていただく方へのメッセージ
この作品は、一歩踏み出す勇気をあたえてくれる作品になっていると思います。ムゲが猫になった姿もとっても可愛いらしいので、ぜひ楽しみにしていてください。
花江夏樹コメント
― 出演が決まった際の感想すごく雰囲気がいい作品というか、日常をきりとっているんですけど、すごくファンタジーがあって、そこの絶妙な感じがすごく素敵な作品だなと思いました。たくさん猫が出てくるのですが、僕も猫がめちゃくちゃ好きなので、これは運命的な作品かなと思いました。すごく演じられるのが楽しみでしたし、志田さんとこうして共演させていただけたのもすごく光栄だなと思いました。
― 演じたキャラクター“日之出”について
日之出は思っていることを全面に出せない男の子で、将来の夢とかこれから先の未来をどう進んでいくか、まだ決めかねている。中学生らしいといえばらしいのですが、ムゲから日之出に向けられた気持ちに、なかなか気づいてあげられなかったりとか。そういう思春期真っただ中の、男の子だなと、思います。そこが彼の良さでもあるのですが、そこからどう気持ちが変わっていくかとか、意思がだんだんかわっていって、一人の少年から青年の気持ちに移りかわっていくところが、魅力的だなと思います。
― 観ていただく方へのメッセージ
この作品には、コミュニケーションをとるときに、あと一言言えたらどれだけ楽になれるかという、誰にでもある気持ちやメッセージが込められています。日常をきりとったきれいな映像の中で、猫の世界に行ったり、猫になってしまったりという現実離れしたファンタジーの要素も加わったすごく魅力的な作品なので、是非楽しみにしていてください。
監督・佐藤順一コメント
もし猫だったらもっと楽に生きられるかもしれない。まわりにあわせて自分の心にふたをしたり元気なふりをしたり、笑顔をはりつけたりしなくていいから。うまくやれなくて波立つ心を絶えず隠して陽気にふるまう少女を志田未来さん、波立つ心を自ら押さえつける少年を花江夏樹さんが、自然さとヒリヒリした痛みが同居する2人を鮮やかに演じてくれました。監督・柴山智隆コメント
「ムゲと日之出と猫たちを、煙突の立ち並ぶこの街にありありと描きたい。まだ見ぬ”となりの世界”も」 佐藤監督をはじめ、信頼できるスタッフと試行錯誤しながら少しずつ積み上げていく作業は面白く、スリリングな毎日でした。 ムゲたちが生きる世界と時間を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。脚本・岡田麿里コメント
佐藤監督の匠の技と、柴山監督の作品への深い愛情、スタッフひとりひとりの日々の情熱により、どこか懐かしい作品が生まれました。主人公のムゲというあだ名は、無限大謎人間の略です。謎の多い状況のなか、謎と思われているムゲの成長を、劇場でご覧いただけたら幸いです。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
高山一実、ほっそり二の腕際立つワンピース姿で登場 JO1木全翔也と初対面で“ぎこちない”やり取り【トラペジウム】モデルプレス
-
JO1木全翔也、声優作品鑑賞で涙「僕の人生とも被る」【トラペジウム】モデルプレス
-
「ラストマイル」公式、“匂わせ”再び 右上に注目集まる「マークが…」「もしかして?」モデルプレス
-
小松菜奈、過去の不思議な体験明かす “この世にいない人”演じるなかで難しかったこととは【わたくしどもは。】モデルプレス
-
小松菜奈、第1子出産後初の公の場 監督が圧巻の美貌称賛「美しい」【わたくしどもは。】モデルプレス
-
松岡禎丞が村と家族を奪われた若き猿役に「“猿と人間とは何なのか?”を感じられる作品」<猿の惑星/キングダム>WEBザテレビジョン
-
小芝風花主演映画「レディ加賀」がBlu-ray&DVDリリース決定 ダンスシーンのメイキングほか特典映像もWEBザテレビジョン
-
「水深ゼロメートルから」完成披露上映会に山下敦弘監督や濱尾咲綺らメインキャスト登壇 撮影の裏話を披露WEBザテレビジョン
-
あなたの知らない『悪魔のいけにえ』がここに、“副音声”で映画のウラ話を“聴きながら観る”新たな映画体験WEBザテレビジョン