草なぎ剛、主演映画で“トランスジェンダー”役 ロング髪のビジュアル公開<ミッドナイトスワン>
2019.10.31 05:00
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俳優の草なぎ剛が、映画「ミッドナイトスワン」(公開日未定)で主演を務めることがわかった。
同作は、Netflix「全裸監督」が話題となっている内田英治監督による完全オリジナル脚本作品。トランスジェンダーの凪沙(なぎさ)と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(いちか)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリーである。
今回の役柄を「今までにない大挑戦」と意気込み、「この作品は“人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別を超える力があり、皆さんに楽しんでいただけると思います」とコメント。「難しい役ですが“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものは人が誰しも抱えていると思うので、それを作品のなかで表現できたら」と、この作品にかける思いを力強く語った。
さらに、今回の作品は「人間ドラマ」であると同時に普遍的なエンターテイメント作品であると語り、「多様化の時代における1つの愛の形として受け止めていただければ」と話している。
なお、10月下旬にクランクインし、クランクアップは11月下旬を予定している。(modelpress編集部)
この脚本が人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います。台本を読んだ時、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら。今までで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います。
― 役への取り組み方について
難しい役なのですが、凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの、作品として訴えかける力があっていいなと思います。“変えられない運命”、“逃れられない運命”の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品のなかで表現できたらと思いました。
いろいろなキャラクターが登場する中、凪沙が作品をひっぱっていくキャラクターになるんじゃないかな。深刻な問題ではあるけれどそこにリアルに生きている人たちの悩みを見せられたらいいなと思います。想像もつかない作品になるんじゃないかと思います。監督を信頼してみんなで頑張ります。
5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった。内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。
草なぎさん演じる凪沙と1人の疎外された少女。多様化が進む現代社会の中で必死に愛を求める人たちを描いた物語です。
― 作品への思い
人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか?多様化が進むなか、普遍的な1つの愛の形としてトランスジェンダーと少女の関係を描いています。普通に存在する者たちの物語で、普通の娯楽映画として大いに楽しんでいただけたらと思います。
そんな凪沙が、育児放棄にあっていた親戚の娘、一果を預かることになる。理解しあえるはずもない2人だったが、凪沙が一果の苦悩を正面から受け止めることにより、凪沙の中に今まで感じたことのなかった感情が生まれる。
そして、一果への母性を純化させるために凪沙は尊い決断をくだす…。
草なぎ剛、トランスジェンダー役で主演
主人公の凪沙を演じる草なぎは、自らの“性”と葛藤するなかで、1人の少女と出会い“母性”が芽生え、心が変貌していく、という難しい役に挑戦する。今回の役柄を「今までにない大挑戦」と意気込み、「この作品は“人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別を超える力があり、皆さんに楽しんでいただけると思います」とコメント。「難しい役ですが“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものは人が誰しも抱えていると思うので、それを作品のなかで表現できたら」と、この作品にかける思いを力強く語った。
内田英治監督「草なぎさんの素晴らしい演技に心をうたれています」
また、内田監督は「この難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います」とし、「すでに撮影では草なぎさんの素晴らしい演技に心をうたれています」と草なぎの快諾を喜んだ。さらに、今回の作品は「人間ドラマ」であると同時に普遍的なエンターテイメント作品であると語り、「多様化の時代における1つの愛の形として受け止めていただければ」と話している。
なお、10月下旬にクランクインし、クランクアップは11月下旬を予定している。(modelpress編集部)
草なぎ剛コメント
― 台本を読んでの感想この脚本が人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います。台本を読んだ時、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら。今までで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います。
― 役への取り組み方について
難しい役なのですが、凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの、作品として訴えかける力があっていいなと思います。“変えられない運命”、“逃れられない運命”の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品のなかで表現できたらと思いました。
いろいろなキャラクターが登場する中、凪沙が作品をひっぱっていくキャラクターになるんじゃないかな。深刻な問題ではあるけれどそこにリアルに生きている人たちの悩みを見せられたらいいなと思います。想像もつかない作品になるんじゃないかと思います。監督を信頼してみんなで頑張ります。
内田英治監督コメント
― 企画意図から映画制作決定までの経緯、草なぎ剛起用理由5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった。内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。
草なぎさん演じる凪沙と1人の疎外された少女。多様化が進む現代社会の中で必死に愛を求める人たちを描いた物語です。
― 作品への思い
人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか?多様化が進むなか、普遍的な1つの愛の形としてトランスジェンダーと少女の関係を描いています。普通に存在する者たちの物語で、普通の娯楽映画として大いに楽しんでいただけたらと思います。
「ミッドナイトスワン」あらすじ
凪沙(草なぎ剛)は今夜もメイクをほどこし、ステージ衣装に腕を通す。今にも崩れ落ち壊れてしまいそうな自己を支えられるのは自身のみ。1人で生きていくしかない仲間たちと共にステージに立つのであった。そんな凪沙が、育児放棄にあっていた親戚の娘、一果を預かることになる。理解しあえるはずもない2人だったが、凪沙が一果の苦悩を正面から受け止めることにより、凪沙の中に今まで感じたことのなかった感情が生まれる。
そして、一果への母性を純化させるために凪沙は尊い決断をくだす…。
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