綾野剛&杉咲花、第24回釜山国際映画祭レッドカーペット登場「非常に興奮」「光栄」<楽園>
2019.10.04 09:59
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映画『楽園』(10月18日公開)が、第24回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式出品したことを受け、綾野剛、杉咲花、瀬々敬久監督が現地時間3日、釜山国際映画祭のオープニングレッドカーペットイベントに登壇した。
綾野剛&杉咲花、第24回釜山国際映画祭参加に喜び
今回初めて釜山国際映画祭のレッドカーペットを歩く綾野は「非常に興奮しています。初めての釜山ということもあるんですけど、映画は国境や国などを超える力を持っていると思います。その中で日本の映画を世界に届けられるということは心から素晴らしいことだと思います」と2016年のモントリオール国際映画祭以来となる国際映画祭の舞台に立つ喜びを語った。そして、釜山国際映画祭には2度目の参加となる杉咲は「昨年に来たときも感じましたが、会場の熱気が凄く、映画を愛している方が沢山いらっしゃって、本当に素敵な映画祭だなと感じていたので、またこうして来ることができて光栄です」と同じく喜んだ。
綾野剛、感謝伝える
また、国際的な場で、一般の観客へは初お披露目となることについては、「この作品は非常に慈愛と希望に満ちていますが、本当に苦しい貧困についても描いています。その中で皆さんに何を感じていただけるのかを釜山国際映画祭を通して多くの方に託したいと思います」と綾野。続けて杉咲は「観て下さったお客様がこの映画をどのように感じるのかが気になりますね。とにかくみなさんの感想が楽しみです」とコメント。会場に3人が姿を現すと大きな拍手と歓声が巻き起こり、レッドカーペットを歩く3人を捉えるために多くのフラッシュがたかれた。
レッドカーペットを歩き終えた感想について杉咲は、「凄く空気感が優しくて、歓迎してくれているのを感じることが出来て嬉しかったです」と述べ、瀬々監督は「私にとってのスター、イ・ジャンホ監督、ぺ・チャンホ監督と一緒に歩くことが出来て感動しました」と自身の憧れの監督とレッドカーペットを歩けたことに歓喜。
最後に綾野は「これだけ日本の作品を歓迎していただけて、心から感謝の気持ちですし、今回釜山国際映画祭に参加できて本当に良かったです」と思いを伝えた。
映画『楽園』キム・ジソク賞にノミネート
ベストセラー作家・吉田修一氏の傑作小説「犯罪小説集」を映画化する本作。罪を犯した人間と、取り巻く人々の業と哀しみ、犯罪をめぐる“喪失”と“再生”を描く慟哭のヒューマン・サスペンスで、主演の綾野は主人公・豪士役を演じる。第24回釜山国際映画祭において映画『楽園』は2017年カンヌで急逝したキムジソク釜山国際映画祭副執行委員長を偲び、新たに設けられたキム・ジソク賞にノミネートされており、4日に行われる本作の公式上映後には瀬々監督が上映後Q&Aに参加する予定となっている。(modelpress編集部)
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