木村拓哉、“悪党役”歓迎「ギットギトにいきたい」 二宮和也も次回作に意欲?<検察側の罪人>
2018.08.24 14:11
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俳優の木村拓哉と二宮和也が24日、都内にて行われた映画『検察側の罪人』公開初日舞台挨拶に共演の吉高由里子、八嶋智人、松重豊、原田眞人監督とともに登壇した。
木村拓哉&二宮和也、2本目の映画を撮るなら?
木村、二宮の初共演で大きな話題を集める今作。原田監督は2人の共演について「木村さんと二宮さんの共演っていうのは日本のエンターテインメントにおいて、歴史的なイベント。一大事業でしたから、その分神経を使って、自分の思うことを考えながら、僕自身の見たい、木村さん、ニノを脚本に書いて。それを受けて現場でどんどん動いてくれたので、僕も刺激を受けました」と思いを吐露。さらに、「演技派としての芯の部分を見たかった」と2人に期待していたことを明かし、八嶋、松重らベテラン俳優と「ぶつかることで出てくる、新たな木村拓哉像、二宮和也像を見たいと思っていた。演技のバトルロワイヤルみたいな形で、気持ちよく2人の対決に落とし込むことができたので、スタッフ、キャスト全員、誇りの持てる映画になったと思います」と手応えを語った。
また、木村、二宮で「2本目の映画を撮るなら?」と質問を受けた場面では、自身が手がけた「『KAMIKAZE TAXI』とかリメイクしてもいいかなって」と提案した原田監督。「主役をかえて悪党を木村さんにやってもらって、ニノを追い回す役とか。ギトギトの悪党の木村さんも見てみたい」と構想を明かすと、木村は「ギットギトにいきたいと思います」と笑顔。二宮も「(今回が)最初で最後のつもりでやっていましたから、そういう風に言っていただけるだけで感謝です」と恐縮しつつも意欲的だった。
「これまで見たことがなかった」木村拓哉&二宮和也に反響
今作は東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐりエリート検事・最上(木村)と刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野(二宮)が対立していく様を描いた雫井脩介氏による傑作ミステリーを映画化。公開前の試写の段階から「これまで見たことがなかった2人の表情、演技に驚いた」「凄みを感じた」と反響が寄せられているそうだが、木村は「自分は特にこうしたああしたってないですし、すべて原田監督が導いてくれた結果がスクリーンに映し出されているだけなので監督に感謝です」とコメント。対して、二宮は「賛否が分かれる作品だと思っていたので、そういった声をいただけるというのはありがたいです」と安堵した様子を見せた。(modelpress編集部)
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