池田エライザ、こじらせ女子演じた心境を明かす<ルームロンダリング>
2018.06.05 17:28
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モデルで女優の池田エライザが4日、大阪で行われた主演映画「ルームロンダリング」(7月7日公開)舞台挨拶に出席した。
池田エライザ主演「ルームロンダリング」
同作はワケあり物件に住み、その履歴を帳消しにする秘密のお仕事「ルームロンダリング」をする八雲御子(池田)が、部屋に居座る“この世に未練たらたら”な幽霊たちのお悩み解決に奔走するコメディ作品。胡散臭い不動産屋を営む御子の叔父役には、俳優のオダギリジョー。御子の隣に住む青年・亜樹人役には、俳優の健太郎。個性豊かな幽霊たちを渋川清彦、光宗薫が演じる。
池田エライザ、主人公のこじらせ女子「結構似ている」
舞台挨拶では「今日はたくさんの方にお越しいただき、とても嬉しいです。大阪イェーイ!」と池田のハイテンションな挨拶からスタート。池田が演じる御子は、人付き合いが苦手、彼氏なしの“こじらせ女子”。「役作りは難しくなかったですか?」という質問に対し、池田は「御子ちゃんと自分は結構似ているんです。片桐監督は、廣木隆一監督から『エライザちゃんは暗いよ』と言われて、御子役にピッタリだなと思ったそうです」とコメント。
続けて「御子ちゃんは頭の中ではとても饒舌なんじゃないかと思っています。言葉がうまくまとまらなくて、なかなか話せない分、表情で物語ることが多くなるんです」と語った。
ほかにも「実際に事故物件に住めますか?」という質問には「この映画の取材でよく聞かれるのですが、劇中に出てくるような人間味溢れる幽霊たちだったら、一ヶ月ぐらいなら大丈夫かなと思います(笑)。ある種のルームシェアって感じですね」と驚きの発言を繰り出した。
池田エライザ&オダギリジョー共演エピソード
撮影中のエピソードを聞かれると、オダギリジョーとの思い出を振り返り「オダギリさんが現場に来た時に、内弁慶な御子ちゃんが気軽に話しかけられる空気を出してくれていたので、あぁ悟郎さんが居るなぁと思い、とても救われました」と語り「渋川さんや光宗さんたちから『御子!!』と呼ばれることも嬉しかったです」と笑顔で答えた。池田エライザ、お気に入りのシーン
また、池田がお気に入りのシーンとして挙げたのは、御子が涙するシーン。池田は「光宗さん演じる、殺人事件の被害者OL役の悠希に両親について尋ねられるシーン。台本には書かれていなかったのですが、思わず泣いてしまったんです。自分と御子の心が近づいた瞬間だと思いました。とても大事なシーンになりましたね」と語った。
この映画については「“家族や人との繋がり”を描いている作品だと思っています。とても大切な、例えば、子どもの頃に母親からもらった絵本のような、忘れられない存在の映画です。だから、たくさんの人に愛されて欲しいです」とアピールした。
大阪の思い出についても語る池田エライザ
舞台挨拶が行われた大阪についても聞かれた池田は「修学旅行と仕事で来たことがありますが、観光地に行ったり、大阪名物なものを食べたりしたことはないです。去年、仕事で大阪に来た際に、有名な楽器屋さんに行きました。そこで、ボブ・ディランが使っていたものと同じ形のギターを買ったんです。あとは、大阪でおいしい日本酒が飲めるお店とかに行ってみたいですね」と語り、舞台挨拶は盛況の中幕を閉じた。(modelpress編集部)
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