EXILE岩田剛典の“初体験”「夢に出てきた」<去年の冬、きみと別れ>
2018.01.25 19:58
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EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が25日、都内にて行われた映画『去年の冬、きみと別れ』(3月10日公開)完成披露試写会舞台挨拶に女優の山本美月、瀧本智行監督、原作の中村文則氏とともに登壇した。
岩田剛典、単独初主演映画に並々ならぬ思い
単独初主演映画となる今作について「こんなにも完成披露舞台挨拶で緊張する作品はない。自分にとっても挑戦の作品です」「魂を込めた作品」と語るなど、並々ならぬ思いで挑んだ様子の岩田は、撮影を「暗く、深い、長いトンネルをずっと走ってる気分でして、いつ出口が見つかるのかと暗中模索している気分だった」と回顧。思いが強かったためか「監督が夢に出てきた」そうで、「それくらい役柄に没頭できた作品は初めてと言いますか。監督が夢に出てくる作品は初めてでした。役柄に自然と取り憑いていたかのような感覚があります」とエピソードを明かした。
そんな岩田とヒロインを演じた山本に瀧本監督は、「色んな顔を演じないといけない役柄。そのときどきの感情に嘘があったらいけないというのがありつつ、騙さないといけないせめぎ合い。微妙なニュアンスを要求される芝居で大変だったと思うんですけど、見事に演じきってくれた」と絶賛の言葉を送っていた。
サスペンス小説を映画化『去年の冬、きみと別れ』
本作は、中村氏が初めて挑んだキャリア最高傑作との呼び声高いサスペンス小説。人間の内面に深く肉薄した究極の「愛」を描きながら、1ページ、1ページ、予断を許さないストーリーが猛スピードで展開していく。岩田は盲目の美女が巻き込まれた謎の焼死事件の真相を追う新進気鋭のルポライターの耶雲恭介を、山本は耶雲の婚約者である松田百合子を演じる。原作の中村氏は、映画の感想を聞かれると「原作の核を見事にとらえて、映画ならではの変更が面白くて、原作者というのを忘れ、一観客として見入って、見事に騙されました。素晴らしい映画体験をさせていただきました」とコメント。この言葉を受け、岩田は「原作者の方にそういう風に思っていただける映画になって本当に良かった。僕は原作を読んで騙されたので、騙し返せて良かったです」と笑顔を浮かべた。(modelpress編集部)
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