「君の名は。」「シン・ゴジラ」どれくらい流行った?<流行語大賞候補>
2016.11.17 16:26
views
「2016年ユーキャン新語・流行語大賞」候補30語が17日発表され、映画「君の名は。」と「シン・ゴジラ」がノミネートされた。公開以来ネット上で2作品の文字を見ない日はないくらいのヒットとなったが、結局どのくらい流行っているのか。
現在の日本の映画ランキングは…
現在、国内のこれまでの興行収入ランキング(日本映画製作者連盟調べ)は、「千と千尋の神隠し」(2001年・308億)が首位。続いて「タイタニック」(1998年・262億)、「アナと雪の女王」(2014年・254億)でトップ3を固めている。「君の名は。」は「もののけ姫」のヒットを目前に
日本が誇るアニメーター・新海誠監督の映画「君の名は。」は、東京で暮らす男子高生・瀧(声:神木隆之介)と、山深い田舎町で暮らす女子高生・三葉(声:上白石萌音)が“入れ替わる”という奇妙な現象をきっかけに、三葉について解き明かされていく衝撃的な事実を通して深まっていく2人の恋と奇跡のストーリー。神木、上白石のほか、長澤まさみや成田凌らが声優を務め、音楽を担当した「RADWIMPS」の楽曲も人気を博している。現在は国内外で上映中。
同作は公開から9週連続で興行首位という異例の記録だったが、「デスノート Light up the NEW world」(10月29日)の公開により10週連続は叶わず。しかし、その後1週間で再び首位に返り咲いた。
現在の記録は、今月15日までの82日間で動員1429万人、興収185億円を突破。この記録は、国内のこれまでの興行ランキング7位の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年・173億)を越え、「もののけ姫」(1997年・193億)の記録を目前にしている。
シン・ゴジラは2015年の首位の記録を突破
7月29日に公開された「新世紀エヴァンゲリオン」などの庵野秀明監督らによる「シン・ゴジラ」。“現代の日本にゴジラが襲来したらどうするか”ということをテーマに、独特の演出がなされながら日本政府がゴジラに挑む姿が描かれている。実力派の長谷川博己、竹野内豊らが出演し、石原さとみや市川実日子ら印象的なキャラクターが話題を集めたほか、カメオ出演で前田敦子、斎藤工らが登場するなど豪華キャストが揃い踏みした。
同作は公開から16日までの111日間で、動員551万人を突破。興収は、2015年に公開された国内邦画作品の首位「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の78億を越え、80億円を突破している。
国内で2作品が席巻
「君の名は。」は、老若男女問わず楽しめる作品として話題が話題を呼び、「映画を見なければ話についていけない」というほどの大ヒットに。映画の舞台となった飛騨などへ“聖地巡礼”する行為も多く見られ経済効果ももたらした。一方、「シン・ゴジラ」も、“何度も確認する必要がある”という細かな演出で度々映画館に足を運ぶ人が目立ち、劇場で観客とライブのような一体感が味わえる「発声可能上映」などの企画で話題を読んだ。今月7日には、同作の話題によりTwitterがサーバーダウンする事態も発生している。
名実ともに社会現象にまで発展した2作品。来年も国内を席巻する作品の登場に期待がかかる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
大泉洋、映画『探偵はBARにいる』シリーズの続編に意欲「明日から子役のオーディションに入ろうと思います」WEBザテレビジョン
-
大泉洋&松田龍平「探偵はBARにいる」続編に言及「毎日プロデューサーのお尻を蹴り…」モデルプレス
-
大泉洋、8年ぶり「探偵はBARにいる」舞台挨拶で永野芽郁との共演作アピール「探偵の舞台挨拶している場合じゃない」モデルプレス
-
“ニュー・アベンジャーズ”に反響「“サンダーボルツ*”って呼び続けたい」愛あふれるファンの声もWEBザテレビジョン
-
三ツ矢雄二が実写版でもプリークリーの声を担当「自分によく似たキャラクターで大好き」<リロ&スティッチ>WEBザテレビジョン
-
映画デビュー作にして挑んだ難役で深めた自信 期待の若手俳優・川口真奈「誰かの心を揺さぶる演技ができたら」<金子差入店>WEBザテレビジョン
-
松坂桃李“家族愛”語る特別映像公開 寺尾聰&松坂慶子との写真も解禁【父と僕の終わらない歌】モデルプレス
-
綾野剛&柴咲コウが対峙 演技合戦の本編映像解禁【でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男】モデルプレス
-
柳葉敏郎&“踊る”プロデューサー陣が「真夏の合同捜査会議」を開催 映画「室井慎次」BD&DVD発売記念イベント情報解禁WEBザテレビジョン