熊本出身・高良健吾、気丈に挨拶「舞台に立たないという選択はない」
2016.04.16 19:40
views
俳優の高良健吾が16日、都内にて行われた映画「蜜のあわれ」大ヒット御礼舞台挨拶に大杉漣と石井岳龍監督とともに登壇。14日夜には「平成28年(2016年)熊本地震」が発生し、同県出身の高良は震災に思いを寄せながらも、「こういう時だからこそ、舞台に立ちたい」と気丈に振る舞った。
高良健吾「舞台に立たないという選択はない」
石井監督は「震災が心配される中、熊本に縁のある高良さんが来てくれたことに感謝してます」とコメント。高良と度々共演している大杉も、「震災のニュースを受け、朝、高良君に『どうする?』と聞いたんです。そしたら『こういう時だからこそ、舞台に立ちたい』と言ってくれました。本来、自分がいうべき事を言ってくれて、背中を押された思いでした」と複雑な思いを吐露した。また、高良自身も、「確かに、震災で自分の地元が大変なことになっています。だからと言って、舞台に立たないという選択はない。こっちでしかできない事があるし、あっちでしかできない事もある。いま自分に与えられた仕事はここなので。楽しんでいってください」と呼びかけた。
高良健吾&大杉漣、互いを絶賛
同作は大正から昭和にかけ活躍した文豪・室生犀星の小説「蜜のあわれ」を初めて映画化。室生犀星自身を想起させる老作家(大杉)と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚の赤子(二階堂)との無邪気かつエロティックな触れ合いが描かれている。室生犀星を演じた大杉は、「高良君より僕の方がずいぶん年上なんですが、いつも刺激を与えてくれる人です。彼は器用にしゃべる人ではないかもしれないけど、気持ちでしゃべる人。ぼくにはそれが本当に心地よく、イイんだよね~」と高良を絶賛。芥川龍之介を演じた高良は「役者を始めた最初の頃に大杉さんに出会って、色々なことを教えてもらいました。背中を見て学ばせてもらった」と尊敬の念を明かした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
大森南朋、堺雅人と11年ぶり共演「平場の月」最新特報映像も解禁モデルプレス
-
Travis Japan中村海人、初めて買ったぬいぐるみは“スティッチ”「高校生ぐらいまでは一緒に寝てましたね」WEBザテレビジョン
-
Travis Japan中村海人、自身にとっての“オハナ”はメンバー「いてくれて良かった」【リロ&スティッチ】モデルプレス
-
ME:I・MOMONA、メンバーのサプライズ登場に感激「ギリ耐えてます」KEIKOからの贈り物秘話も告白【リロ&スティッチ】モデルプレス
-
ME:I・MOMONA、メンバーのサプライズ登場に涙ぐむ「大事な大事なオハナ。本当に大好きなんですよ」WEBザテレビジョン
-
河合優実「すごく勉強になりました」共演女優を絶賛【ルノワール】モデルプレス
-
當真あみ&中島セナ、W主演で「終点のあの子」映画化 上海国際映画祭への出品も決定モデルプレス
-
2023興行ランキング第5位のヒット作 韓国No.1ラブコメディー映画「ラブリセット 30日後、離婚します」FODにて独占配信決定WEBザテレビジョン
-
あしなが育英会とディズニーが実写版「リロ&スティッチ」特別試写会を開催WEBザテレビジョン