北川景子「ムッとして…」恩師との思い出を告白
2015.12.20 21:05
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女優の北川景子が、恩師との思い出を明かした。
20日、都内で行われた映画「の・ようなもの のようなもの」(2016年1月16日全国公開)プレミア試写会の舞台あいさつに、俳優の松山ケンイチ、伊藤克信らとともに出席した。
森田さんを恩師と慕う北川は初対面時のことをよく覚えているそうで「映画『間宮兄弟』のオーディションでお会いして、実際に私が合格した役じゃない役のオーディションに行って、すごく練習していったのに、すぐに『これじゃなくて妹の夕美のほうを読んでよ』って監督に言われて、私は“何だよ”ってムッとして、太々しい感じで読みました」と打ち明け、「その後に『私のこと誰だか分かりますか?』って言われて『分かりません』って言ったら、『監督の森田です』って言われて、このオーディション落ちたなっていうのが最初の思い出です」と語って会場を沸かせ、「その後、何故だか合格にしてくださって、現場でも温かく迎い入れてくださって、心の広い監督だなと思いました」と思い出に浸った。
怒られたことが一番覚えていると言い、「今でも忘れられないのは、映画『椿三十郎』の舞台あいさつで、『織田(裕二)さんと豊川(悦司)が決闘をして、最後に織田さんが去っていくときに地面に平伏するというシーンで、僕だけ襟が上がっていた』という話をしたら、その後楽屋で『あれはダメだ。一番いい織田さんのシーンを見ないで、そこしか見なくなっちゃうじゃないか』と言われて納得した」と回顧。
しかし、今作でもどうしても言いたいことがあるという松山は「内海桂子師匠がとんでもない間で僕たちを笑わせにかかっているシーンがある」と暴露し、「僕が最初にこの作品を見たときに、一番爆笑したところがそこでした。今まで試写で自分が出ている作品であんなに笑ったのは初めてなんです」と明かすと、伊藤から「そこしか見なくなっちゃうから」とツッコミを受け、会場を沸かせた。
森田芳光監督の思い出を語る「ムッとして…」
話題は、ちょうど4年前の2011年12月20日に急逝した森田芳光監督の劇場デビュー作「の・ようなもの」の35年後を描く同作にちなみ、森田監督との思い出について。森田さんを恩師と慕う北川は初対面時のことをよく覚えているそうで「映画『間宮兄弟』のオーディションでお会いして、実際に私が合格した役じゃない役のオーディションに行って、すごく練習していったのに、すぐに『これじゃなくて妹の夕美のほうを読んでよ』って監督に言われて、私は“何だよ”ってムッとして、太々しい感じで読みました」と打ち明け、「その後に『私のこと誰だか分かりますか?』って言われて『分かりません』って言ったら、『監督の森田です』って言われて、このオーディション落ちたなっていうのが最初の思い出です」と語って会場を沸かせ、「その後、何故だか合格にしてくださって、現場でも温かく迎い入れてくださって、心の広い監督だなと思いました」と思い出に浸った。
松山ケンイチ、暴露で沸かす
松山は「今日は命日ですので、こういうタイミングでこの作品の完成披露ができることは、とても不思議な気持ちで感慨深いですね」としみじみとコメント。怒られたことが一番覚えていると言い、「今でも忘れられないのは、映画『椿三十郎』の舞台あいさつで、『織田(裕二)さんと豊川(悦司)が決闘をして、最後に織田さんが去っていくときに地面に平伏するというシーンで、僕だけ襟が上がっていた』という話をしたら、その後楽屋で『あれはダメだ。一番いい織田さんのシーンを見ないで、そこしか見なくなっちゃうじゃないか』と言われて納得した」と回顧。
しかし、今作でもどうしても言いたいことがあるという松山は「内海桂子師匠がとんでもない間で僕たちを笑わせにかかっているシーンがある」と暴露し、「僕が最初にこの作品を見たときに、一番爆笑したところがそこでした。今まで試写で自分が出ている作品であんなに笑ったのは初めてなんです」と明かすと、伊藤から「そこしか見なくなっちゃうから」とツッコミを受け、会場を沸かせた。
松山ケンイチが若手落語家に
同作は、生真面目な若手落語家が、落語を捨て気楽に生きる兄弟子をもう一度高座に立つよう説得するために始めた共同生活の中で、お互いが何かを見つけていく姿を描く。このほか、同イベントには野村宏伸、大野貴保さん、小林まさひろさん、杉山泰一監督も出席した。(modelpress編集部)
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