過激な濡場シーンを振り返った市川由衣【モデルプレス】

市川由衣、ヌードで濡場撮影の本音「抵抗はあった」「病んでしまうかも」

2014.10.18 17:40

女優の市川由衣が、ヌードも辞さぬ覚悟で濡れ場を演じた撮影を振り返った。

市川は18日、都内にて主演映画「海を感じる時」(9月13日公開)の大ヒット御礼&ティーチインイベントに、安藤尋監督と出席。ブラックのミニドレスを着こなして、美脚を披露した。

「病んでしまうかも」と心配

不安定で多感なヒロイン・恵美子を演じた市川は、役作りでは「痛いけど美しい姿」を意識したという。役を通して様々なSEXの形も描く同作の撮影に入る前は、「自分が病んでしまうかも、くらいに思っていました。集中し過ぎて」と告白。しかし、キャストやスタッフたちと和気あいあいとした雰囲気の中で撮影を進め、「(共演の)池松さんと、前張りの話など、卑猥な話などをして盛り上がっていました」と、照れながらも現場の様子を笑顔で紹介した。

映画「海を感じる時」イベントの様子
映画「海を感じる時」イベントの様子

「抵抗がなかったといえば嘘」

ヌードで演じたことについて市川は、「10代から仕事をしてきて、イメージで“清純”みたいなことを言われたりもするのですが」と前置きし、「私も28歳の普通の女性ですし、もちろん、裸になることに抵抗が無かったといえば嘘になります」と心境を語った。さらに脱ぐことはヒロインの痛みや美しさを演じるには必要不可欠といい「作品を見てもらうことは嬉しいですし、裸だから見て欲しくないという気持ちはまったくありません」ときっぱり。

市川由衣
市川由衣

大きな反響

また、同姓の友人などが電話を掛けてきて、「自分の恋愛経験を照らし合わせて、1,2時間くらい語られました」と同作の反響の大きさを紹介する一幕もあった。「自分の過去を思い出したり、話をしたくなったりする作品なのだなということは、公開されてから分かったことでした」と作品公開後に新しい発見があったエピソードを語った。

同作は、不安定で多感な少女期の異性体験と、母と娘の対立を、瑞々しく繊細な感性で鮮やかに描いた青春文学として、1978年に「群像新人文学賞」を受賞した中沢けい氏の同名小説を映画化した作品。市川演じる主人公・中沢恵美子が、高校の先輩・洋(池松壮亮)を一途に思いながらも拒絶され、それでも必要とされたいと葛藤しながら、大人の女性へと成長していく姿や、それを知った母親との対立が描かれる。(modelpress編集部)
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