映画「GODZILLA ゴジラ」で日本語吹替をつとめる波瑠

波瑠、新たな挑戦を発表「とても難しかった」

2014.06.25 11:07

女優の波瑠が、新たなジャンルへの挑戦を発表した。

7月25日公開の映画「GODZILLA ゴジラ」で日本語吹替をつとめることが決定。エリザベス・オルセン演じる今作のヒロイン、主人公の妻・エルの声を担当する。

テレビ番組「A-studio」では、MC・笑福亭鶴瓶のアシスタントとしてトーク力を鍛えてきたが、映画の吹き替えは初挑戦。先日、都内スタジオでアフレコ収録を無事終えると、「映画の吹き替えは初めてで、既に完成されている物語の世界に、声だけで参加してお芝居をするのはとても難しかったです。母親として息子を思う気持ちや、夫を心配する気持ちが伝わるといいなと思います」と苦労をにじませ、「今回のハリウッド版を観て、ゴジラのファンになりました。とても迫力のあるパワフルな映画なので、みなさんには是非劇場で観ていただきたいです」とアピールした。

上田太地プロデューサーは、波瑠の起用について「今回この映画を見て頂きたい若い観客層、特に同世代に支持を得ている方をと思い、波瑠さんにオファーしました。波瑠さんご自身も今回のボイスキャストで『ゴジラ』という、世界に誇るキャラクターの凄さを身近で感じていただいた様子でした。スケールの大きい世界観の中で、エルという本作のヒロインを瑞々しくフレッシュに演じてますので、ぜひ吹き替え版も楽しんで下さい」とコメントしている。

5月16日より世界各国で公開された今作は、6月22日時点で世界興収累計470億円を突破。日本語吹替版では、渡辺謙演じる芹沢博士の日本語吹替を渡辺自身が担当するほか、芹沢博士と共にゴジラを追跡するアメリカ軍分析官の声を、ゴジラファンを自認する佐野史郎。さらに「ゴジラ対メガロ」「メカゴジラの逆襲」などに出演し、祖父・佐々木孝丸(『怪獣大戦争』)、父・千秋実(『ゴジラの逆襲』)とともに三代にわたりゴジラシリーズに縁のある俳優・佐々木勝彦がステンツ提督の声をつとめ、ゴジラシリーズDVDコメンタリーを担当するアナウンサー・倉敷保雄が複数の役で参加している。(モデルプレス)

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