臼田あさ美、最愛の夫を失う「他人事とは思えなくなった」
2013.04.06 22:30
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女優の臼田あさ美が4日、都内で行われた主演映画『桜並木の満開の下に』完成披露試写会に舩橋淳監督と出席した。
満席の会場に向かって臼田は「桜が散るころですが、上映を迎えられて嬉しい」と挨拶。難しい役どころだったが、「監督が順撮りをしてくれたので、撮影しながら役づくりをしていった」と笑顔で振り返った。
そんな臼田を舩橋監督は「画を観てまず感じたことはとにかく臼田さんには存在感があるということ」と絶賛。「内に秘めた心理劇、目で語る演技が大切だったので『まばたきをしないで』とお願いした」と撮影エピソードを語った。
同作の舞台は震災後の茨城県日立市。突然の事故で最愛の夫を失いながらも、その悲しみを乗り越えようとするヒロイン(臼田)の心の葛藤を美しい桜並木を背景に描いたラブストーリー。臼田は「誰にでも、ある日突然悲しいことは起こりうるのだということを感じました。震災や日々の悲しいニュース報道をみても、他人事とは思えなくなった」と心境を吐露した。
舩橋監督は「画は派手ではないけれど、心の機微をじっくり見つめていく作品。5、60年代にそのような日本映画が量産されていたが、最近少ないのでやってみたかった。震災があって自分の足元を見つめたり、日々の生活を振り返ることがあってもいい時期かな」と作品への想いを語った。
最後に臼田は「今っぽくない日本映画なので大事に大事に観ていただけたら嬉しいです」と観客にメッセージ。舩橋監督は「ある女性の心理が180度変わる映画。役者の演技が立派です」と自信をのぞかせた。
映画『桜並木の満開の下に』は4月13日より、テアトル新宿ほか全国順次公開。(モデルプレス)
■映画『桜並木の満開の下に』
<ストーリー>
小さな町工場で働く栞は結婚したばかりの同僚・研次との幸福な生活を夢見ていた。ある日、作業中の事故で研次が亡くなり、栞の生活は一変する。事故を起こした若い工員・工は栞に謝罪しようとするが、栞はそれを受け入れられない。だが、研次の死によって経営的な危機に陥った工場を立て直すべく必死に働く工の姿を見て、栞の閉ざされた心は和らぎ始める。やがて1年が過ぎ、工の功績もあって工場は再び軌道に乗り始める。そんな時、栞は工が工場をやめて出て行くことを知らされる。工を問い詰めた栞はその理由を聞いて動揺する……。
公開:4月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開
(C)2012 『桜並木の満開の下に』製作委員会
そんな臼田を舩橋監督は「画を観てまず感じたことはとにかく臼田さんには存在感があるということ」と絶賛。「内に秘めた心理劇、目で語る演技が大切だったので『まばたきをしないで』とお願いした」と撮影エピソードを語った。
同作の舞台は震災後の茨城県日立市。突然の事故で最愛の夫を失いながらも、その悲しみを乗り越えようとするヒロイン(臼田)の心の葛藤を美しい桜並木を背景に描いたラブストーリー。臼田は「誰にでも、ある日突然悲しいことは起こりうるのだということを感じました。震災や日々の悲しいニュース報道をみても、他人事とは思えなくなった」と心境を吐露した。
舩橋監督は「画は派手ではないけれど、心の機微をじっくり見つめていく作品。5、60年代にそのような日本映画が量産されていたが、最近少ないのでやってみたかった。震災があって自分の足元を見つめたり、日々の生活を振り返ることがあってもいい時期かな」と作品への想いを語った。
最後に臼田は「今っぽくない日本映画なので大事に大事に観ていただけたら嬉しいです」と観客にメッセージ。舩橋監督は「ある女性の心理が180度変わる映画。役者の演技が立派です」と自信をのぞかせた。
映画『桜並木の満開の下に』は4月13日より、テアトル新宿ほか全国順次公開。(モデルプレス)
■映画『桜並木の満開の下に』
<ストーリー>
小さな町工場で働く栞は結婚したばかりの同僚・研次との幸福な生活を夢見ていた。ある日、作業中の事故で研次が亡くなり、栞の生活は一変する。事故を起こした若い工員・工は栞に謝罪しようとするが、栞はそれを受け入れられない。だが、研次の死によって経営的な危機に陥った工場を立て直すべく必死に働く工の姿を見て、栞の閉ざされた心は和らぎ始める。やがて1年が過ぎ、工の功績もあって工場は再び軌道に乗り始める。そんな時、栞は工が工場をやめて出て行くことを知らされる。工を問い詰めた栞はその理由を聞いて動揺する……。
公開:4月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開
(C)2012 『桜並木の満開の下に』製作委員会
【Not Sponsored 記事】
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