“なんとなく不調”を感じている女性96%、男性86%に。宝島社、「不調と女性ホルモン」に関する意識調査を実施

“なんとなく不調”を感じている女性96%、男性86%に。宝島社、「不調と女性ホルモン」に関する意識調査を実施

2026.02.03 11:00

宝島社が発行する女性誌10誌(※)と男性誌2誌の12媒体によるフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Fem&(フェムアンド)」は、2025年11月21日〜11月28日に、読者1,334名(女性1,066名、男性268名)を対象に「不調と女性ホルモン」に関する意識調査を実施しました。

プロジェクト5年目に入る2026年は、「自分を知って、まわりを知ろう」をテーマに、「女性の体を知ること」「課題に気づくこと・課題として捉えること」を目指して活動。

関心の高い層だけでなく、より広い層の方たちにも興味を持ってもらうきっかけ作りや、まだまだ話しづらい「女性の健康課題」について考えたり、話す機会を提供することで、女性のみならず社会全体のウェルビーイング向上に寄与できるよう取り組んでいます。

※女性誌10誌のうち、otona ROSYはWEBメディアです

■約8割が「フェムテック」「フェムケア」への関心があるという結果に

「フェムテック」とは:

女性(Female)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、生理、妊娠、更年期障害など、女性特有の健康課題などをテクノロジーを使って解決してくれるサービスや商品のこと。

「フェムケア」とは:

女性(Female)とケア(Care)を組み合わせた造語で、生理やホルモンバランスの変化など、女性特有の悩みを解決してくれるアイテムやサービスのこと。

■女性の96%、男性の86%が日常生活で“なんとなく不調”と感じる日がある

「日常生活で“なんとなく不調”と感じる日があるか」との問いでは、「ある」「たまにある」と答えた女性は約96%。男性も約86%で、男女ともに大半の人が「なんとなく不調」を感じていることがわかりました。

頻度は、女性は1カのうち、「ほぼ毎日〜2週間前後」不調を感じていると答えた人が半数以上。男性も約34%という結果となりました。

そして、不調の内容については以下のような結果になりました。

1位 だるい、疲れやすい(64.2%)

2位 首・肩こり、腰痛(63.5%)

3位 疲れ目、目のトラブル(50.7%)

4位 睡眠トラブル(45.8%)

5位 頭痛(40.3%)

やる気がおきない、イライラする、集中力の低下、かゆみ、皮膚トラブルなどの回答が寄せられました。

なんとなく感じている不調に対して何か対処をしている人は、「している」「時々している」を合わせて全体の6割近くに上りました。

Q.どのような対処をしていますか?(複数回答可)

1位 市販薬やサプリメントの使用、塗布(53.3%)

2位 運動・食事など生活習慣の見直し(52.5%)

3位 セルフケア(温める、入浴等)(51.4%)

Q.対処をしていない理由は何ですか?(複数回答可)

1位 仕方ないと思っているから(45.8%)

2位 どうすればよいかわからない(43.3%)

3位 我慢できる範囲だから(42.8%)

Q.病院で受診をしていない理由は何ですか?(複数回答可)

1位 我慢できる範囲だから(42.6%)

2位 受診が面倒(23.8%)

3位 病院に行っても解決しない(18.8%)

また、「改善できるなら対処したいと思うか」を聞くと、男性は「対処したいと思わない」が約10%にも達しています。

■「なんとなく感じる不調」、約1/4は誰にも伝えていない

なんとなく感じている不調に対して、誰かに話したり相談しているかを聞くと、「誰にも伝えていない」人は26.9%となりました。

また伝える相手として、「AI(チャットGPTなど)」という回答も見受けられました。

Q.なんとなく感じている不調に対して、誰かに話したり相談していますか?

1位 夫・パートナー(家族)(33.3%)

2位 友人(31.8%)

3位 誰にも伝えていない(26.9%)

4位 職場の人(17.8%)

5位 親(16.5%)

伝えていない理由として、「夫に話しても流されたり、理解してもらえずかえって嫌な気分になる」あるいは「不安にさせたくない」という声が多く、逆に同性の場合、「症状が同じとは限らず話しにくい」「『あるある』と流されてしまう」という声がありました。

さらに、「言い訳のように思われてしまいそうで言えない」「具体的にどう伝えたらいいかわからない」「風邪などのように高熱が出たりとか、目に見える症状ではないので理解してもらえない」という意見も多く挙がりました。

「なんとなく感じる不調」について話せているかについては、「やや不満」「不満」を感じている人は全体の約35%に。「話したくない」「話さなくてよい」と思っている人は14.5%もいました。

■不調を話せている人は、幸福度が高い傾向に

現在の幸福度を10段階で選択してもらったところ、不調について「十分に話せている」「まあまあ話せている」と感じている人は幸福度が高く、「話せていない」「理解してもらえていない」と感じている人は下がっていく傾向となりました。

■男性の約8割が「女性ホルモンが原因の不調」の存在を知らない

「女性ホルモンの変動が原因で起こる不調がある」については、「知っている」は男女で倍以上と大きな差が。また、女性でも約半数が詳しくは知らないという結果になりました。

「女性ホルモンの変動が原因で起こる不調は、1ヶ月間のうち何日くらいだと思うか」を聞くと「ほぼ毎日〜2週間前後」と答えた女性は約5割、男性は3割に。また、男性は約22%が「ほぼない」「年に数回」と回答しています。

さらに、落ち込みや情緒の安定、のぼせやほてり、異常発汗の症状を知っている男性はわずか約35%で、男女の認識の差が大きく表れる結果となりました。

■女性7割、男性9割が「女性特有の不調」を“知る機会がなかった”

「女性特有の不調」を知る機会に関しては、男女で大きく差がある一方、女性も半数以上が「知る機会がなかった」との回答に。そもそも知る機会が少なく、今後は知る機会を増やすことが課題だと思われます。

情報源については、雑誌の特集やネットニュース、SNS、医師、配偶者から情報を得ているという声が多く、中には職場、YouTube、ルナルナ、Ai、自主的に調べてコラムなどを読んだ、会社の研修で、という声もありました。

Q.「ホルモンが乱れているかも!?」「私の性格のせいじゃない、これホルモンのせいだ!」と感じるときのエピソードを教えてください

・外にいて風が吹いただけで、イラッとしたとき

・会話をしていて、悲しい内容ではないのに涙が出るときがある

・「〜してんじゃねえよ」とか口の悪い自分が出てくる

・知り合いが突然 別人のようになってしまったことがある

・生理前にイライラして気持ちを爆発させたくなるときがあり、爆発したいがために家族の悪いところを探していることがあります

・太ったこと、これがホルモンのせいだ! と思っており努力してやせようとしない原因にもなっています(笑)など

◇専門家による解説

女性には、毎月変化する女性ホルモンの小さな波と、一生をかけて変化する大きな波があります。毎月の月経に合わせてホルモンが変化すると、PMS (月経前症候群)、月経困難症などの体調不良が起こりやすくなります。

また、更年期に女性ホルモンが乱高下するせいで、様々な更年期症状に悩む女性が一定数います。女性特有のホルモンの変化によって、このような体調不良が引き起こされるのですが、このことを女性自身だけでなく、周囲にいる人が知っておくことは、相互関係を良くする上で、とても大切なことです。

「なんとなく不調」これはご自分の状態をチェックする良い機会だと考えて、不調と月経との関連を見直してみましょう。

周囲にいる人は、「女性ホルモンと関係あるかも」と一言声をかけてあげて欲しいです。そして、我慢は禁物! 辛いときには、女性ヘルスケア専門のクリニックにご相談を。

■調査概要

宝島社「もっと話そう!Fem&」プロジェクト「不調と女性ホルモン」に関する意識調査

調査名:“なんとなく”感じる日々の不調について

調査手法:インターネット調査

調査エリア:全国

調査期間:2025年11月21日〜11月28日

回答者数:1,334名(女性1,066名、男性268名)

※端数処理の都合上、合計が100%にならない場合があります

(エボル)

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