老後を一緒に楽しめる…熟年婚したきっかけとは?
50代以降になってから結婚する熟年婚が、日本でも最近増えています。そこで今回は、何で今さら結婚するの? と思われることも多い熟年結婚を選んだきっかけをご紹介します。熟年婚でも上手くいくコツも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
熟年婚したきっかけは?
親の介護や仕事の都合など、様々な事情によって20代30代のいわゆる結婚適齢期で結婚しなかった人達が、あえて50代60代となってから結婚しようと思ったのか、熟年婚を選択したきっかけをご紹介します。
孤独死の不安から結婚を決意
一人暮らしの末、孤独死することが怖いと感じたことをきっかけに、熟年婚を決意する人も少なくありません。
今や孤独死は、社会問題の一つであり、一人暮らしをしていた高齢者が、倒れても誰にも気づいてもらえず、そのまま亡くなっていた、発見されたのは死後数日経ってからというケースも少なくありません。
そういった不安から、一緒に生活をできるパートナーが欲しいと、熟年婚を決める人も多いです。
経済的安定が欲しい
熟年婚する人の多くは、これまでしっかり働いており、経済的余裕のある人が多いです。しかし、一人で暮らすよりも、二人で暮らしたほうが、生活に余裕が産まれ、さらに安定した生活を送れることから、熟年婚を希望する人も少なくありません。
また、これまで仕事優先に生きてきた結果、結婚が後回しになってしまったという人が、老後の生活を見据えて、パートナーを求めることも多いです。
老後を一緒に楽しめる相手が欲しい
特に仕事一筋に生きてきた人に多い理由の一つです。働いているうちは仕事にやりがいを感じているため、特にパートナーの必要性も感じませんでしたが、定年退職をした後に一緒に旅行や趣味を楽しめる相手が欲しいとの思いから、熟年婚を検討する人もいます。
熟年婚でも上手くいくコツとは
様々な人生経験を経て結婚するからこそ、若い頃の結婚とは異なることも多いです。ここでは、熟年婚でも上手くいくにはどうすれば良いのかをご紹介します。
譲れないポイント明確にする
どうしてもこれだけは譲れないというポイントは誰にでもあるでしょう。結婚には、そういった譲れないポイントやこだわりを事前にはっきりさせておくことが大切です。
今まで別々のスタイルで生活していた二人が、一緒に暮らすということは、簡単なことではありません。お互いに、相手のちょっとしたことに不満を感じ、ぶつかることも出てきます。
そんなときに、自分や相手が何に対し、こだわりを持っており、譲れないのかがわかっているかいないかで、対応の仕方は大きく変わります。
ポジティブに考える
熟年婚に限った話ではありませんが、結婚という一大イベントだからこそ、本当にこの人で良いのかと自分の決断が間違いではないのかと不安に感じることもあるでしょう。
しかし、不安な気持ちを抱えたままでは、相手にもその気持ちが伝わってしまい、上手くいくこともいかなくなります。
また、ネガティブに考えていると、悩みもどんどん増える一方です。せっかく結婚するなら、幸せな毎日を過ごせるよう、物事をポジティブに考えることが大切です。
相手と共通の趣味を持つ
熟年婚では、共通の趣味を楽しむこともポイントの一つです。共通も趣味を持つことで、一緒に過ごす時間も増えるだけでなく、会話もはずみます。
お互いのやりたいことを尊重し合えるのも熟年婚のメリットではありますが、二人で楽しさを共有できる時間を作りましょう。
嘘をつかない
豊かな結婚生活を送るには、お互いに嘘をつかず、相手に対して誠実でいることが大切です。どうしても相手に自分を良く見せたいと考えてしまいがちですが、自尊心を満たすために嘘をついても、良いことは一つもありません。
いつ嘘がバレてしまうのか、気にしながら生活しなくてはなりませんし、バレてしまったときには、これまで築いた信頼関係を壊してしまう可能性もあります。
感謝の気持ちはしっかり伝える
相手に何かしてもらったときには、感謝の気持ちをしっかり伝えるよう心掛けることが大切です。最初はちゃんと感謝の気持ちを伝えていても、次第にしてもらうことが当たり前になり、言う回数が減っていくことも少なくありません。
どんな些細なことでも、ありがとうと感謝の言葉があるかどうかで、相手の受け取り方も異なります。
せっかく相手のためを思ってしてあげたのに、感謝もされないのでは、何かしてあげたいという気持ちも無くなるものです。普段から、感謝の気持ちをしっかり伝えていきましょう。
おわりに
ここまで、熟年婚をしたきっかけや上手くいくコツをご紹介しました。人生経験を積み重ねてからする熟年婚は、若い時にする結婚とは違う部分もあるかもしれません。
しかし、相手を思いやり、二人で協力していくという結婚の大切な部分は同じです。時には、意見がぶつかることもありますが、そんな時にはしっかり話合い、一つひとつ乗り越えていくことが大切です。
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