山里亮太、阿部前監督辞任で“児相を叩く流れ”に一石を投じる 「最悪の結果になっていた場合…」
阿部前監督の謝罪会見を受けて、児童相談所の対応を「やりすぎ」と断じる風潮がある一方で「子供の命を最優先」との見方も。

27日放送の『DayDay.』では、巨人・阿部慎之助前監督が、長女への暴行容疑で現行犯逮捕されその後釈放された経緯について報道。
阿部前監督の長女からの手紙にあった「私自身の意向が聞かれることなく警察に通報される形になってしまった」という言葉を踏まえ、司会の山里亮太さんは「児童相談所の対応を批判する風潮」に一石を投じていました。
警察通報は「18歳」だったから
阿部前監督は、25日夕方に自宅で長女の胸ぐらをつかみ、押し倒すなどの暴行を加えた疑いで逮捕されました。当時、酒に酔っているとみられる状態だったとも伝えられています。
その後、深夜未明に釈放され、球団に辞任を申し入れた阿部前監督。謝罪会見では、当事者である長女からの手紙も読み上げられ、「殴る蹴るなどの暴力はありません」として、児童相談所に相談はしたものの、警察への通報は本意ではなかったという趣旨の内容が明かされました。
児童相談所に19年勤務した専門家によると、今回のケースは、長女が18歳以上だったことから児童相談所の管轄外ということもあり、「助けを求めてきている、なんらかの緊急性があるだろう」と警察に通報した可能性が高いとのことです。
セーフティネット「機能した」という見解も
さらに専門家は、もし通報者が18歳未満だった場合、児童相談所から警察に相談するケースもあるとし「家庭訪問をいきなりすると親が暴れてしまったり、親が子供を監禁してこ...会えない可能性がある。高層マンションなどでは、お母さんが赤ちゃんを抱いて飛び降りてしまうかもしれない」など壮絶な現場の状況を明かし、児童相談所と警察との連携の必要性に触れています。
司会の武田真一アナウンサーは、「子供の命を最優先に考えて対応するということですね」と発言。タレントのREINAさんは「私の周りでも『やりすぎなのではないか』という声が聞こえてくるんですね」「私は個人的には、結果的に警察が動いたことで、子供の安全確保、安全確認が最優先された、セーフティネットが機能したというポジティブに捉える視点が、非常に重要だと思っておりまして...」とのべ、今後子供が「大事になるんじゃないか」と相談をためらう流れになることを心配していました。
山里は「最悪の結果」についても考察
山里さんも「確かに今回は、結果がこうだったからあれですけど...もし、最悪の結果になっていた場合は『なんであのとき動いてくれなかったんだ』っていうふうになっているでしょうね」と、児童相談所の対応を否定する風潮に一石を投じていました。
なお専門家は、「程度の問題にかかわらず、今は児童虐待防止法で、親からの体罰は一律禁止になっている」現状を説明。18歳以上の方の相談先としては、「DV相談プラス(内閣府)」を紹介しています。
コーナーの終わりで、武田アナウンサーは阿部前監督家族の心境を慮り、「私は阿部一家をしっかりと応援していきたいなと思います」というメッセージを送っていました。
(文/Sirabee 編集部・ほっしー)
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