

博多華丸、高知の“独特な文化”に疑問… 今の時代では「ハラスメントじゃ?」
酒席での独特な文化について『家呑み華大』で博多華丸・大吉が語る。華丸は高知の「ご返杯」に思うところがあるようで…。

18日放送『家呑み華大』(BS朝日)で、ベテランお笑いコンビの博多華丸・大吉が酒席での「独特な文化」について言及。ハラスメントになりかねない“高知の酒文化”に2人が持論を展開した。
酒好きが好む肴
仲良しコンビの華大が、各地から取り寄せた絶品の肴と酒を堪能、ほろ酔いで自由なトークを展開する同番組。
この日は、高知の肴「龍馬ぶりたたき・刺身セット」が用意されており、それらを味わいながら晩酌を楽しんだ華大。華丸は「やっぱ高知の人は好きやね、珍味みたいの」と感想を述べると、大吉も「だからこんなんで酒飲むんよ」と酒好きが多い県民性にぴったりだとうなずく。
高知の酒場では...
ここで大吉が、東京にある「高知の有名な餃子店」での店員との会話に言及。「もちろん酒出すんやけど、高知は日本酒しか置いてないつってた。たしかね...『日本酒だけです』って言ったけん、『え?』つったもん」と驚いたと明かす。
華丸は「だってね、穴が空いたおちょことか立たないおちょことか、飲み干すまでみたいな」と酒が入っていると手を離せないおちょこがあると指摘。「あとご返杯ね」と酒を注いでもらったお返しに相手にも酒を注ぐ、それを繰り返す“ご返杯”という酒文化が高知にあると触れていく。
アルハラの可能性
大吉は「どう...飲みハラスメントと向き合いよるんやろね、高知のみなさんは」と、酒好きには楽しい“ご返杯”などの文化が、いまの時代では飲酒を伴う場での迷惑行為や嫌がらせ、アルコールハラスメント(アルハラ)にあたるのではと分析する。
華丸も「たしかにね、飲みハラスメントとかどうしてるんやろね」と首を傾げながら、「返杯ハラスメントじゃないですか? でも」と主張。高知のスナックなどで複数人の女性が順番に挨拶に来て「自分のグラス持って飲んで『ごへんぱーい』って言われる」と振り返り、それを繰り返す「柔道の乱取り」状態になると楽しげに語った。
消えた文化?
5人来たら5杯飲まなければならない“ご返杯”について、華丸は「もうさすがにないと思うよ、なんぼ高知の...伝統ですら」と予想。
大吉は「それこそ飲めない人に無理矢理はさせんやろうけど、多少飲める人たちはまぁ楽しい遊びでもあるわけやから、やっぱり」と追従し、華丸と一緒に、酒飲みは「それは飲めましぇ―ん」と言いたい・言わせたいのだと、“ご返杯”の楽しみ方を解説していた。
視聴者からは「たしかに飲める人しか楽しくないかもご返杯 飲めるけど気にすることができるおふたりは素敵」「ご返杯、ちょっとやってみたい」「高知はガチの呑兵衛県だからな」といった声が寄せられている。
もし遭遇したら...
酒飲み・酒好きが、楽しみながらより多くの酒を飲むための独特な文化“ご返杯”だが、華大の指摘する通り、昨今の風潮では飲みハラ・アルハラと感じる人も多いはずだ。
筆者も歳を重ね、最近は悪酔いしやすくなったため、酒場でノンアルコールドリンクやソフトドリンクを頼む場合も多々ある。もし同席した相手が“ご返杯”を始めて、飲みたくない酒を勧めてきたら、いまは「アルハラだ」と不快になってしまうかもしれない。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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