マツオインターナショナル、松尾産業が債権者説明会 最大5億円の融資枠を確保
2025.12.22 06:26
提供:繊研plus
12月11日に会社更生手続き開始の申し立てをしたマツオインターナショナルおよび松尾産業は12月19日、債権者説明会を大阪市内で開いた。申し立てに至った経緯や財務状況、今後の手続きなどを説明した。
冒頭、両社社長の松尾憲久氏は「この度は債権者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」と謝罪した。続けて「コロナ禍明けからマーケットの様相が一変し、変化への対応が遅れていた。いつかは元に戻るという甘い考えから、業績が戻らず、資金繰りに苦労するようになった。社長としての経営判断に甘さがあった」と申し立てに至った経緯を話した。
マツオインターナショナルの25年8月期の売上高は124億5000万円、営業損益は3億6000万円の赤字で、帳簿上で21億の債務超過だった。松尾産業の25年3月期の売上高は6億6000億円で、営業損益は879万円の赤字だった。申し立て時の両社の負債総額の合計は約110億円。
保全管理人に選出された中森亘弁護士からは、会社更生手続きのスケジュールなどの説明があった。「当面、資金面で問題はない。今後も事業を続けていくために、変わらず取引を続けていただきたい」と強調した。三井住友銀行との間で、最大5億円の融資枠設定契約を結んでいる。
12月10日にスポンサー支援に関する基本合意書を締結した名証上場のバルコス(鳥取県倉吉市)からの支援内容は、現時点で未確定だ。バルコスは、最終合意書の締結は26年1月予定と公表している。
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