ルミネ 食の商業施設開発を積極化 新宿、有楽町に続き、11月に大宮へ

ルミネの食主体の新商業施設開発が活発だ。24年4月17日にJR新宿駅に「イイトルミネ」、今年6月25日にJR有楽町駅に「ルミネストリート」を開業し、今年11月13日にはJR大宮駅前に「ムスブルミネ」を出す。「トータルライフバリューの提案」の一環で、食は「お客との接点を拡大し、幅広い客層を獲得する集客装置」と位置付ける。立地特性に合わせて「ルミネにしかできない食のファッション化を推進」し、近接する既存のルミネとの相乗効果発揮を目指す。
イイトルミネは駅地下1階の改札内に開設した。店舗面積は約950平方メートルで、28店。「成城石井」や洋菓子店「治一郎」など知名度のある店のほか、山本山の茶漬け、おにぎりの飲食店など新業態を積極導入した。9月17日にはドーナツ店「ランディーズドーナツ」の2号店が出店した。ルミネストリートは有楽町駅銀座口の外の通路沿いに開設した。店舗面積は634平方メートルで、8店。食品・雑貨「アコメヤトウキョウ」、ベイクルーズのベーカリーカフェ「ブール・アンジュ」、ラーメン「アフリ」などを導入、ルミネ有楽町に不足している食を充実し、「ルミネらしいライフスタイル」を提案する。
いずれも売り上げは順調で、イイトルミネは今年4~9月で前年同期比17.1%増、ルミネストリートは「おおむね計画通り」。イイトルミネは幅広い駅利用者を集客、成城石井など日常使いの食物販店のほか、立ち食いすし「立鮨すし横」などクイックに利用できる飲食店が特に好調だ。ランディーズドーナツも好発進した。ルミネストリートも近隣ワーカーからインバウンドまで幅広く集客する。アフリとアコメヤトウキョウが特に好調だ。

両施設とも販促を強化し、成果を上げている。イイトルミネはルミネ新宿で、9月9~17日に治一郎が山本山と共同開発したバウムクーヘンの試食イベントを実施、9日間で「想定を上回る5500人以上が来館し、イイトルミネ内の2店への送客につながった」。9月25日からは2施設共同販促として、スタジオUGとの協業企画を開始、11月12日まで実施する。ルミネストリートは雑誌『OZマガジン』との協業企画を9月16~30日に実施、「認知拡大につながった」。いずれも、今後も既存館との相互送客促進策を強化する。
ムスブルミネは大宮駅東口から徒歩1分、木造1~2階の路面型店舗。「お客様と地域(地元)、未来(環境や地球)をむすぶ」を施設コンセプトに据える。店舗は3店。埼玉県を中心に事業を行うSLBカンパニーと料理家・ライフスタイルプロデューサーの杉山絵美氏、ルミネが協業して開発し、地元食材を多用するカフェ「SLBカフェ」とレストラン「SLBザ・ダイニング」、オーガニック野菜・果物専門店で、クラフトビールも提供する「オーガニックアンドコー」が出店する。ルミネ大宮の顧客以外を含め、幅広い客層の獲得を目指す。同館と連携して、「大宮の魅力向上に貢献する」施策にも取り組む方針だ。
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