メーカーズシャツ鎌倉とピエクレックス 滋賀・守山の超長綿を初収穫 完全国産と資源循環を目指す
2025.10.22 11:30
提供:繊研plus

メーカーズシャツ鎌倉と繊維メーカーのピエクレックス(滋賀県野洲市)が中心となり、滋賀県守山市で5月に始めた「鎌倉シャツコットンプロジェクト@守山」は10月16日、栽培した綿花の初収穫イベントを行った。メーカーズシャツ鎌倉の貞末奈名子社長、ピエクレックスの玉倉大次社長、守山市の森中高史市長をはじめ、関係者が集まってわた摘みをした。
貞末社長は「シャツ屋をやりながら、綿花畑を始め、その縁がつながって農作業まで仕事になるとは夢にも思わなかった」とコメント。さらに、「私たちはプロジェクトを引き続き推し進めていきたい」と決意を込めてあいさつした。玉倉社長は「この取り組みに関わるみんなが、経済的にももうかってハッピーになるような仕組みまで守山で作っていきたい」と強調した。


耕作放棄地などを活用した綿花栽培を支援したレーク滋賀農業協同組合の木村義典理事長は、「農家が採算の取れる価格での買い取りをお願いしたい」として、「収支などをしっかり検証し、プロジェクトに参加してもらえる農家を募って地域の新しい魅力作りができるようにしたい」と話した。
メーカーズシャツ鎌倉は23年から国内で超長綿の栽培に取り組み、原料から全て国産のシャツを作る基盤を整えてきた。綿花栽培は愛媛県今治市、神奈川県寒川町などで行い、今年は守山市で新たに実施している。
守山のプロジェクトに加わったピエクレックスは、ポリ乳酸ベースの繊維「ピエクレックス」の生分解性を生かし、繊維製品を回収・堆肥(たいひ)利用する資源循環の仕組み「ピーファクツ」を構築する。同プロジェクトでは、ピーファクツの堆肥を利用した綿花栽培を行っている。ゆくゆくは不用になったシャツの堆肥化と堆肥の活用に取り組む考えだ。
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