

《注目のEC》タケミクロス 少量から生地販売 手芸が趣味の消費者や作家にも

テキスタイルメーカーのタケミクロス(静岡県浜松市、竹内洋輔代表)は05年に自社ECを開始した。主に自社生産したリネン生地をBtoC(企業対消費者取引)で販売している。50センチ単位で買えるため、手芸が趣味の消費者や作家のユーザーが多い。ECサイトをきっかけに獲得した客による24年度の売上高は約1億円に及ぶ。
遠州の職人が手作業で染色し、天日干しで仕上げた生地を主に扱う。リネンのほかにコットンもある。東京テキスタイルスコープやミラノウニカなど、国内外の展示会でのBtoB(企業間取引)事業をメインに、浜松市内にある常設店や、遠州産地の生地販売会などを通じて一般消費者にも販売している。
端切れまで生かす
B反やC反になった生地も、欠陥がある部分を取りのぞけば、まだ使えることに着目し、ECを始めた。少量から一般消費者に販売することで、端切れ部分まで生かすことができ、廃棄も減った。
2人いるサイト運営担当のうち1人が元写真家で、他社でテキスタイルのネット販売を手掛けていた経験を生かして、商品撮影を含めた運営全般を担っている。生地のカットや梱包(こんぽう)なども自社で行っている。
サイトでは生地見本を100種類近く掲載しており、色数も含めるとさらに多い。生産技術が向上しB反やC反の発生率が減ったため、現在は正規品の販売がほとんどだが、安く買いたいというニーズも根強く、B反やC反が出た場合はお買い得品としてサイトに出品することもある。
コツコツ積み上げ
9割が女性客で、40~50代が中心客層だ。送料が無料になる税込み1万1000円以上の購入を目安に買う客も多い。自社でインスタグラムを行っているが、手芸雑誌を通じた販促の効果が高いという。
「小口の取引も大切に、コツコツ積み上げてきたからこそ、今ではECは強みになっている。今後も地道に続けていきたい」と竹内代表は話す。
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