

《EC担当者を訪ねて》アンドエスティ「ドットシー」 川村恵生さん 収益よりも顧客接点重視
2025.10.03 13:00
提供:繊研plus

自社フリマサービス「ドットシー」を運営している。社販などで大量の服を抱える販売員が私物を販売することで、新たな顧客接点を作ることが狙いだ。
――スタートの経緯は。
立ち上げは23年10月。自社ECモール「ドットエスティ」(現アンドエスティ)のアクティブ会員を増やしながら、より深くお客様と関わる方法はないかと考えたのがきっかけでした。社内インフルエンサーとして活動する社員が多いことに注目し、販売員が参加するフリマサイトを構想しました。
――どんなサービスか。
社販後45日以上経過した服などを販売できる方式です。使い方は大手フリマアプリなどと同じで、ささげ(撮影・採寸・原稿作成)からお客様とのやり取り、発送まで全てを自分で行います。
売り上げの10%をマージンとして会社が受け取りますが収益性は重視していません。あくまで顧客接点の拡大、自社ECの活性化が目的です。
――自社運営ならではの強味は。
コーディネート投稿機能「スタッフボード」などとの連動です。出品した商品を品番でひも付けすると、様々な販売員の着こなしを販売ページから見ることができます。公式リユースなので偽物の心配がない点も魅力です。
――反響はどうか。
当社は販売員個人のファンだという顧客が多いのが特徴。憧れのスタッフから直接服を買うという体験を喜んでもらえています。
ファン作りの新たなツールとして社内でも好評です。スタッフボードに登録している販売員数は約4000人で、うち200人がドットシーを活用しています。
――今後は。
オープンモール化した自社ECに出店している他社ブランドの販売員や、社外インフルエンサーも利用できるようにしたいです。また、24年にはリアル会場での販売員フリマを開催し盛況でした。こちらも継続していく考えです。
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