

合同展「ヌーベルボックス」が東京初開催 個性豊かなファインジュエリーが揃う

クリエイター系ファインジュエリーの合同展「ヌーベルボックス」が9月、東京で初めて開かれた。これまでパリとニューヨークで開催され、注目を集めてきた。東京では、各国から様々な個性を持った7ブランドが出展し、有力セレクトショップのバイヤーなどが訪れた。
(中村維)
古代文明にヒント
ヌーベルボックスは、創設者ダレン・ヒルドロウ氏によって21年からスタートした。同氏は、「エリクソン・ビーモン」や「ジェイド・ジャガー」でのセールス担当やロンドンのショールーム「レインボー」のジュエリー部門ディレクターなど約25年間ジュエリー関連のビジネスを経て独立。ヌーベルボックスには、同氏の審美眼にかなうファインジュエリーからハイジュエリーまでのブランドが集積し、展示会に加えオンラインでも情報発信を行う。現在も、10月2~6日にパリ展が開かれ、「ヒロタカ」など日本ブランドも出展中だ。
初の東京展では、数十万円クラスのジュエリーをメインとするブランドが出展した。「エイマー・マリア」は、アフロ・カリブ系英国人デザイナーのルース・エイマー・マーテンが20年にロンドンで設立。パルテノン神殿の柱、古代エジプトの建造物など古代文明にヒントを得ながら、モダンなジュエリーを作る。使用素材は14K、18K中心で、一部シルバー製品もある。参考小売価格帯は280~2万3600ドル。ピラミッドを思わせるフォルムのイエローゴールドのリング、スタッズが連なるピアスには、バゲットカットのダイヤモンドがびっしりと埋め込まれ、グラマラスに輝く。

職人の手仕事で
「フィデル」は、イスタンブールを拠点とするデフネ・グラニットがデザインする。14Kイエローゴールドの六角形や八角形のフォルムが特徴だ。ダイヤモンドの粒を二つのフープ型オクタゴンで挟んでピアスにしたり、一部にマラカイトやアマゾナイトをセットしてリングにしたり。程よい量感と辛口のデザインがラフなファッションにもなじみそうだ。地元職人の手による仕上がりも美しい。190~5800ドル。

自然のモチーフをポエティックなジュエリーにするのは、コペンハーゲンの「レーネ・ヴィブ」。18Kを溶かし、引っ張り、削りといったクラフト的な手法で小花や昆虫を形作り、無着色のバロックパールや色石、ダイヤモンドと組み合わせる。400~3万5000ドル。

ハイクオリティーなシルバージュエリーを作る「ミナス」は、1981年創業のギリシャ・アテネのブランドだ。鋳造から研磨、仕上げまでの全工程を自社で一貫管理する。流れるようなラインとフォルムのバングルやリングなどがある。180~2440ドル。

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