

《平成ストリートスナップ》“トート君”が増殖中 何でも入って便利ッス(1999年1月7日付)

90年代後半から00年代にかけて、本紙にストリートスナップの記事をたびたび掲載していました。30年近く前の、都会の一瞬を切り取っただけの記事ではありますが、その背景を店や企業に取材し、ときには売り上げなどの数字も入れていて、当時の商売の動きも少しわかります。“平成リバイバル”など様々なレトロが注目を集めている昨今、改めて読み返すことで、ビジネスに通じるヒントが見えてくるかもしれません。ベテラン記者が振り返ります。
※本文は読みやすく直しています。社名やブランド名などは原文のまま掲載します。
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“トート君”が増殖中 何でも入って便利ッス
1999年1月7日付>
トートバッグを持って歩く男性が増えている。「買った物を入れられるから便利」「使いやすい」と、お気に入りの様子。なかには、スーパーの紀ノ国屋や元町ユニオンの〝エコバッグ〟を提げている男の子も。「エルベシャプリエ」が巻き起こした女の子のトートブームが冷めたと思ったら、今度はメンズブランドがいっせいにトートバッグを作り始めた。
メンズのセレクトショップ、エディフィスでは、昨秋オリジナルで出したブランケット素材のトートバッグを数週間で完売、追加生産した分もすぐになくなった。「ひそかなブームだったのが、売れるスピードが違ってきた。使い勝手がいいし、新鮮に見えるからでは」という。春物で麻のトートバッグ2型を出している。
「コムサデモード・メン」は、秋冬物で2型、2サイズのナイロン製トートバッグを出し、小さいサイズの方だけで1万5000個を売った。色は黒とグレー。
ストリートには「イネド・オム」「ネイバーフッド」「無印良品」など、さまざまなブランドのトートバッグを提げた男性が行き交う。荷物を入れてもどっしりとした感じに見えない、軽いルックスと生活感が今の気分にぴったりだ。
《記者メモ》
90年代半ばの〝平成ブランド〟ブームは、そのメンズ版も生みました。男性向けの柔らかいイメージの雑貨類もたくさん出していました。
(赤間りか)
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