

鉄道IPをファッションに JR西日本コミュニケーションズが豊島、「ディスカバード」と協業

JR西日本コミュニケーションズ(大阪市)は、豊島、「ディスカバード」と組み、JR西日本の鉄道IP(知的財産)を活用してファッションアイテムを製作した。ゾゾヴィラのディスカバードショップ内で9月3~17日に受注販売する。
150年以上独自に進化してきた車両や路線図などの鉄道IPにスタイリッシュなイメージを付与し、より幅広い層に鉄道の魅力を発信する。豊島がデジタルを活用したファッション提案を通じて蓄積してきたAI(人工知能)データに、ディスカバードのアーカイブを融合させ、同デザイナーの木村多津也氏がプロデュースした。
第1弾商品のコンセプトは、「すべての路線には物語があり、それは今、あなたの上を走る~都市の風景をまとう~」。JR西日本エリアの路線のビジュアルを元にAIがデザインしたパーカや、線路をイメージしたスウェットを作った。鉄道好きだけでなく、鉄道に興味がない人にもファッションの一部として受け入れてもらえるデザインを目指した。
商品はTシャツ5型をはじめ、ジャケット、スウェットプルオーバー、マフラーなど全12型。「トレインラインジャージージャケット」(税込み5万円)は、特急くろしおの運行60周年を記念し、かつて活躍したスーパーくろしおのカラーリング(白・赤・オレンジ)の期間限定ラッピング列車を元に作った。

「リビルドTシャツ」は、臨時特急「大山」を描いた。山陰の夕暮れ時の空を思わせる茜色のラインが、経年変化で味わいを増した銀色の車体に映えるノスタルジックなデザインをカジュアルなスタイルのアクセントにした。「アブストラクトTシャツ」(2万5000円)は、国鉄時代を代表する近郊形電車の115系がモチーフ。白地に「湘南色」と言われた鮮やかなオレンジとグリーンの配色をポイントにした。懐かしくもポップで明るい印象を与えるデザインで、カジュアルからきれいめまで幅広いスタイルに推す。


発売に先駆け、今年6月に開かれたパリ・ファッションウィークへのディスカバード出展に合わせてパリ市内でテスト出品し、関心を集めた。
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