

スマホ代6,000円は高い? 使い方別・携帯会社の選び方
今回のお悩み「スマホ代が高いのは私だけ? みんなどれくらい払ってる?」
節約しようと思い、SNSで家計に関する情報を集めていたら、自分のスマホ代が高い気がしてきました……! 毎月6,000円くらい払っているのですが、どれくらいが普通ですか? もっと安くできるのでしょうか。(30代前半/小売)
■「スマホ代6,000円は高い? 使い方次第ではもっと安くできるかも」
「スマホ代、これって高すぎ?」と、ふと不安になることってありますよね。人と比べにくい出費だからこそ、自分がどのくらい払っているのか、感覚がつかみにくいもの。
今回は、スマホの使い方別に“いまどきの相場感”と、無理なく安くするヒントを紹介します。
なお、この記事で紹介しているのは、あくまで「通信費(=毎月の基本料金)」の目安です。スマホ本体を分割払いしている場合は、その端末代が別で上乗せされるため、「スマホ代(通信費+端末代)」としては、もっと高くなるケースもあります。
■意外と安い? スマホ代の“いまどき”相場
菅政権時代(2020〜2021年)に携帯会社への値下げ要請があった影響もあり、ここ数年でスマホ代は安くなってきています。2025年現在、スマホの平均利用額は月5,000円を下回る水準になっていて、以前のように「1万円前後が当たり前」という時代ではなくなりました。
もちろん、使い方によって差はありますが、「毎月5,000円を超えていたら、見直す余地があるかも?」というのがひとつの目安になります。昔は「安くなる=使いづらくなる」と思われがちでしたが、今は使い方に合ったプランを選べば、使い心地を落とさずにスマホ代をしっかり節約できる時代です。
■選べる選択肢が増えて、仕組みも変化
数年前までは、「ドコモ・au・ソフトバンク」のいわゆる大手キャリアが中心で、月8,000〜10,000円前後かかるのが一般的でした。でも今は、格安SIMだけでなく、大手キャリア自身が提供する安価なブランドも増え、スマホ料金の選択肢や仕組みも大きく変化しています。
たとえば、UQモバイル(au系列)やワイモバイル(ソフトバンク系列)といった“サブブランド”は、4GB〜最大35GBまで使える中容量向けプランがあり、大手と同じエリアでつながりやすく、店舗サポートも受けられるのが特長です。
一方、ahamo(ドコモ系列)、povo(au系列)、LINEMO(ソフトバンク系列)などのオンライン専用ブランドは、契約やサポートをネットに限定することで料金を抑えた設計に。こちらも無制限ではありませんが、動画視聴やSNS中心の“ほどほど”な使い方であれば、十分カバーできる内容になっています。
Rakuten Mobileは、他の無制限プランに比べて料金がかなり抑えられるのが魅力です。ただし、使用環境によって通信の安定性に差があるため、「安さを優先したいけど電波はちょっと不安……」という方は、周囲の利用者に聞いてみたり、一度使ってみて合わなければ戻す、という柔軟なスタンスで検討するのが良いでしょう。
■あなたの使い方に合う携帯会社は?
では、実際にどれくらい安くできるのか。
スマホの使い方別に、よくある3つのパターンで見てみましょう。
◇パターン1:外でSNSや動画をそこそこ使う
移動中にSNSや動画を“そこそこ”使う人には、UQモバイルやワイモバイルといったサブブランドがおすすめ。月最大35GBの中容量プランが月4,000円程度で使え、通信も安定。SNSやYouTubeもストレスなく楽しめます。
◇パターン2:外出中はほとんど使わない
外出先ではほぼ使わない“ライトユーザー”なら、格安SIMの小容量プランが適切。3GBで800円前後、5GBでも1,000円程度とコスパ抜群です。
混雑時に通信が遅くなることもありますが、外での使用が少なければ気になりにくいでしょう。
◇パターン3:外出中に動画、テザリング活用のヘビーユーザー
ポケットWi-Fi無しで外出中に動画を視聴したりテザリングをよく使ったりする人は、月35GBを超えるケースが多く、無制限プランが現実的。
ドコモ、au、ソフトバンクで月7,000円程度になりますが、家族割や光回線とのセット割で月5,000円前後に。
※テザリングは無料ですが、auは60GB/ソフトバンクは50GBの上限に注意。
■使い方に合っているかが節約の分かれ道
スマホ代を見直すとき、まず考えてほしいのは「月にいくら払っているか」ではなく、そのプランが自分の使い方に合っているかどうか。単に「高い・安い」で判断すると、かえって使いづらくなってしまうこともあります。
たとえば、「5GBも使っていないのに、無制限プランを契約していた」というケースは少なくありません。逆に、「安さだけで選んだら、通勤時に全然つながらなくてストレスだった……」という声もあります。
使用量とプランの目安は、おおよそ以下の通りです。
・SNSや動画をそこそこ使う(35GB以下)
→ 大手キャリア系の格安ブランドで月3,000〜4,000円台
・ほぼ使わない(5GB以下)
→ 格安SIMで月1,000円前後
・動画・テザリング多用(35GB以上)
→ 大手キャリアで月7,000円前後(割引活用で5,000円前後も可能)
まずは、携帯会社の「Myページ」で、自分のパケット使用量をチェックしてみましょう。実際の使い方に合ったプランを選べば、無理なくスマホ代を減らすことができます。
また、あわせて見直したいのが「オプション料金」。「初月無料だから入っておいてください」と言われてなんとなく契約したままのサービスで、月500〜1,000円のロスが出ていることも。一度整理してみるのがおすすめです。
「このプラン、なんとなく高い気がする……」と感じたときこそ見直しのチャンス。
まずは自分の使い方を把握して、“ちょうどいいスマホ代”を探してみてくださいね。
令和のマネーハック129
スマホ代の平均は5,000円未満。昔よりも安くなっている! 通信量が少ない人は格安SIMで1,000円前後に節約可能。プラン選びは「価格」ではなく「使い方に合っているか」が大切です。
専門家に聞きたいお金の悩みを教えてください!
(文:鮎原透仁、イラスト:itabamoe)
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