

大手百貨店の6月売上高 高額品が振るわず 国内客は前年並み
2025.07.03 07:58
提供:繊研plus

大手百貨店の6月売上高(既存店ベース、速報値)は4社が前年同月実績を下回った。免税売上高が3、4割減となったことが響いた。前年に大きく伸びた反動や円高傾向が影響し、ラグジュアリーブランドなど高額品が不振だった。国内客売り上げは、ほぼ前年並みとなった。
三越伊勢丹は、伊勢丹新宿本店が10.6%減、三越日本橋本店が4.7%減だった。免税売り上げが38.6%減で、ハンドバッグなど高額品が振るわなかった。国内客売り上げは1.5%減で、新宿本店が1.4%減、日本橋本店が0.9%減となった。
高島屋は、玉川店が8.6%増、日本橋店が3.5%増だったが、インバウンドの売り上げ比率が高い店舗は苦戦した。京都店が6.3%減、大阪店が5.7%減、新宿店が5.3%減だった。免税売上高は35.9%減の一方で、国内客は3.9%増となった。
大丸松坂屋百貨店は、大丸京都店が14.8%減、神戸店が8.5%減、心斎橋店が6.7%減、松坂屋名古屋店が2.6%減だった。大丸梅田店は9.8%増で、大阪・関西万博の効果で訪日外国人客が増加し、アニメ、キャラクターゾーンが好調だった。免税売上高は31.4%減、国内客は1.3%増だった。
阪急阪神百貨店は、阪急うめだ本店が18%減で、免税売上高が約5割減少したことが響いた。宝飾品、時計など高額品が苦戦した。阪神梅田本店は8.2%増。改装効果で、ファッションとライフスタイルの商品領域が伸ばした。
近鉄百貨店は、あべのハルカス近鉄本店が9.7%減で、食品売り場の改装工事や前年に大幅増だったインバウンドの反動減が影響した。
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
ドジャース一筋18年 カーショーが通算3000奪三振達成「かけがえのない夜になった」 史上20人目、左腕では4人目の快挙デイリースポーツ
-
大谷翔平 激走サヨナラ生還 投手復帰後初!38戦ぶり盗塁で勝機を呼んだ ロバーツ監督絶賛「賢明な賭けだった」デイリースポーツ
-
5連勝の阪神 巨人守護神に初失点&初黒星をつけたサヨナラ劇が意味するものは? 「ツイていただけの勝利ではない」と元監督解説デイリースポーツ
-
新婚の村上佳菜子 2歳下夫とTV登場、自宅密着で驚異のせっかちぶり 優しいツッコミが愛溢れるデイリースポーツ
-
巨人・杉内コーチ「マルちゃんで負けたらしようがない」 打球が左膝直撃もマルティネスは続投「流れがよくなかった。打球が当たったから心配」デイリースポーツ
-
阪神・平田2軍監督 3号ソロ含む3安打放った原口を「もう格の違い」と称賛 「原口1人じゃ勝てん。野球は9人でやんねん」とも【一問一答】デイリースポーツ
-
巨人・増田陸、自身初となる巨人第95代4番の起用も途中交代に「自己管理をもっとしないと」デイリースポーツ
-
高橋尚子さん 事実婚パートナーとTV登場 「まだ早いでしょ」せっかち癖に冷静ツッコミwwデイリースポーツ
-
早すぎる別れにサッカー界悲しみ ポルトガル代表のディオゴ・ジョッタさんが交通事故で死去 28歳 6月に挙式したばかり C・ロナウドも沈痛「信じがたい…」デイリースポーツ