独占無料放送された「『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる』ABEMA特番」

本渡楓、天崎滉平の悪役っぷりを絶賛「本心で『なんだこいつ』って思えた」＜「完璧聖女」ABEMA特番＞

2025.06.19 12:00

特別番組「『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる』ABEMA特番」が、アニメLIVEチャンネルにて6月11日に独占無料放送され、フィリア・アデナウアー役の石川由依、ミア・アデナウアー役の本渡楓、グレイス・マーティラス役の内田秀が出演し、それぞれのお気に入りシーンとともにこれまでの物語の振り返りに加えて、最終回についても語った。

物語を振り返る3人

「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」(以下、「完璧聖女」)は、“歴代最高の聖女”と評されるほどの実力を身につけるも、「完璧すぎて可愛げがない」と婚約破棄され、隣国へ売り飛ばされてしまった笑わない少女のフィリアが、売られた先で心を開き、笑顔を咲かせる奇跡のファンタジーストーリーで、最終回まで残すところ2話ということで、番組内では、3人が選んだお気に入りシーンとともにこれまでの物語を振り返っていった。

まず石川は、本作の魅力に「シリアスなお話が続いていくなかで入るコミカルシーン」をあげ、そのコミカルなシーンのひとつとして、師匠とのきつい修行の日々がデフォルメされたフィリアで描かれたシーンを紹介する。「このデフォルメされたフィリアが可愛いんだよね〜」と話し、シリアスなシーンとのギャップに癒されていることを語る。

一方で胸にグッときたシーンには、オスヴァルトとの会話のなかでフィリアの心が動いていくシーンをセレクト。つらい記憶しかないと思っていたジルトニア王国での日々のなかでも、まわりから感謝されていたことを思い出すフィリアに、石川は「パルナコルタでたくさんの人から愛を受け取って、自分のことも認めてあげられて、やっとまわりのやさしさに気づいた。オスヴァルトもまっすぐ気持ちを伝えてくれる人だからこそ、フィリアに届いたってところもあると思う」と語り、フィリアがオスヴァルトをはじめ、まわりの人々の影響で変われたことを振り返る。

また内田も、フィリアの心が動いたシーンとして、フィリアを慕うグレイスが、その愛をまっすぐにぶつけるシーンをあげ、「感謝を伝えることによって、フィリアに新しい気づきがあるのがすごくすてきだなって」と語ると、ふたりも「まっすぐ伝えるって大事だね」としみじみとコメントする。

さらに続けて、このシーンに大好きなセリフがあると明かした内田は、グレイスの思いを受け、フィリアが放った「きっと私、とても小さな世界にいたのね」というセリフに、「まわりの人がひどくても、その外を踏み出せばいい人がいるんだよって、すてきなセリフだなって……」と心を打たれたことを語る。

そんななか、ジルトニア王国で孤軍奮闘するフィリアの妹のミアを演じる本渡は、フィリアを冷遇したユリウスに報復を与えるスカッとシーンを選び、いつもの天真らんまんなミアから一転し、するどい視線でユリウスを断罪するミアに、石川と内田は「ぞくっとした」「ここ超好き〜」「すごくスカッとする！」と大興奮する。

また、ユリウス役の天崎滉平の徹底した悪役っぷりには、本渡から「最高だよ、(天崎)先輩！」と絶賛する。その天崎とのアフレコを振り返り、本渡は「天崎さんのお芝居がすさまじくって、おかげで本心で『なんだこいつ』って思える心を引き出していただきました(笑)」と感謝を語り、スタジオに笑いを巻き起こした。

最終回に向けて

その後も、魅力的な“悪役”ユリウスのシーンや、フィリアとミアの姉妹愛が実った第10話での感動シーンもあがり、アフレコの裏話も交えながら、3人は大盛りあがりのトークをくり広げる。

話題がラスト2話の見どころとなり、フィリアとミアが再会するも、ユリウスが再登場するという気になる最後を迎えた第10話だが、石川は、今後の展開について「姉妹愛が実って“いい最終回だったな〜”となってもおかしくないですが……(笑)、まだ残したものがあります！　もうひと山あります！」と続けて、「まだまだ謎が残っておりますし、私としてはオスヴァルトとフィリアの関係がどうなるかというのも気になるポイントなので、そこも注目して見ていただけたらうれしいです」と最終回に向けて視聴者へメッセージを送る。

加えて番組内では、自分のなかの可愛げを最大限に呼び覚まし、「婚約破棄」「魔物」などの言葉を可愛げがある言葉に変換する「可愛げワード変換チャレンジ」と題したコーナーでは、判定は“可愛げがない”聖女を演じる石川が担当するが、変換させられた可愛げがある言葉が、石川の心に刺さっていた。

※天崎滉平の“崎”は立つ「崎」が正式表記