

《めてみみ》適時、適品、適量
2025.06.13 06:24
提供:繊研plus

仕込みから販売まで女性一人で手掛ける小さなパン屋さんの仕事ぶりをテレビで紹介していた。毎日、10種類近く計200個ほどを作っている。順次、出来上がるパンが次々と売れ、2時間ほどで完売し、その日の営業を終える。こね、発酵、焼きを一人でこなすのだから大変だ。ただ、一人だからこそ思い通りの味に仕上がるのだろうとも感じた。
あるアパレル企画会社の事業内容を聞いて、このパン屋に近しい印象を受けた。数千人程度のフォロワーがいる複数のファッション好きインスタグラマーの服作りを支援している。特徴は、商品企画、生産、マーケティングまで二人三脚で取り組んでいること。インスタグラマーと自社の各プランナーの実質2人でブランドを運営している。
企画する型数はそれぞれ10型にも満たず、かつ受注生産。単なるOEM(相手先ブランドによる生産)ではなく、企画とマーケティングを重視している。これらに作り手の意思が明確に反映されることで、右肩上がりで売り上げを伸ばしているという。
ファッション業界で常に挙がる課題は、生産数量の効率追求などから生まれる売れ残り=残在庫だ。先のパン屋さん、アパレル企画会社ともに、売り上げを伸ばすことを重視していない。小さな経済で十分と考えているからこそ「適時、適品、適量」を実現できる。
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