

赤ちゃん本舗、体験型売り場を拡充 親子で過ごせる場作りも好評
2025.06.05 06:27
提供:繊研plus

赤ちゃん本舗が体験型の売り場を強化している。ベビーカーの試乗ができるスペースや、家族がゆったり過ごせる場を増やしている。物販以外でも楽しめる場を作り、新たな来店動機を創出する。
ベビーカーは同社の主力商品の一つ。複数ブランドを集積し、接客販売にも特徴がある。24年2月からは走行体験スペースを設け、使用感がよりイメージしやすい売り場作りを重視している。前期(25年2月期)もベビーカーの販売が好調で、高単価な「サイベックス」(税込み7万6890円)が売れた。試乗した上で購入できる店舗環境の整備も寄与している。
物販だけでなく、家族が遊んだりゆったり過ごせる場作りにも力を注ぐ。カルチュア・コンビニエンス・クラブとの共創プロジェクトで、ららぽーと和泉店、新三郷店、安城店には休めるスペースや育児や地域の情報を提供する「みどりのひろば」を導入。和泉店と新三郷店ではSCの他のテナントや地域団体にも場所を提供している。イベントや習い事教室が定期的に開催され、地域交流の場にもなり、客数も伸びている。2月には、洛北阪急スクエア店にボーネルンドの協力で遊び場「コトトキ」を作った。0歳~未就学児の子供と家族が安心して過ごせる場として、年齢や発達段階に合わせた遊び場や、飲食可能なレストスペースを設けた。
前期は増収増益で計画を上回った。メーカーの値上げや付加価値の高い商品が売れ、客単価が伸びた。高単価商品が売り上げ1位に浮上するカテゴリーもあり、欲しいものには出費を惜しまない客層をつかんでいる。一方、客数は少子化や消耗品を近場で購入する買い物様式の変化で前年を割った。店舗数は128(4月時点)。前期は7店を出し、今期も積極出店を掲げる。
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