インス「グラミチ」国内初の旗艦店街中で自然を楽しめる店に

2025.05.23 06:27

提供：繊研plus

インス（大阪市）が4月19日に東京・原宿にオープンした路面店「グラミチ・ハラジュク」は、アウトドアブランド「グラミチ」国内初の旗艦店で、ブランドの魅力を体感できる店作りを目指した。街中でも楽しめるアウトドアブランドという特色を意欲的にアピールし、若年層の新規客獲得を狙った。3階にイベントスペースもあり、様々な形で活用しモノだけでなくコトの発信も強化する。

同店は地下1階～地上3階建てのビルを1棟借りて実現。常時店舗部分となる1、2階は、随所に岩や木、緑（植物）を組み合わせ、街中で自然が楽しめるような店にした。

1階ではコーヒーショップ監修の本格的なコーヒーを販売し、店内や外にあるベンチで会話をじっくりと楽しむことができる。既存の客層に加え、新店で20、30代の新規客の獲得を強く意識している。

コーヒーも販売しベンチで会話を楽しめる

品揃えは同ブランドのフルラインナップを扱う。主力のメンズだけでなく、レディスも充実し、ユニセックスとして店頭で見せる。この間、主力の卸先であるセレクトショップとは別注の取り組みが多かったため、新店はインラインをしっかりと見せる場に位置付けた。25～26年秋冬以降は旗艦店限定となる商品なども検討していく。

イベントスペースとなる3階では、例えばイチ押しアイテムを拡充した見せ方などでアピールしていく。天井高のある空間を生かし、同店が目指すローカルコミュニティーの形成やカルチャーの発信を推進する。

店舗での決済については、キャッシュレスを前提にした。キャッシュレスにすることによって、店舗での作業効率の向上や、残業時間の抑制を期待している。

地下1階～地上3階建てのビルを1棟借りた路面店「グラミチ・ハラジュク」

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