

《めてみみ》ランニングシューズ革命
2025.05.21 06:24
提供:繊研plus

ランニングシューズの開発競争が再び熱を帯びている。近年、反発性に優れたカーボンプレート入りの厚底シューズが広まったが、ここに「軽さ」というキーワードが加わった。きっかけは「アディダス」が23年に出した「アディゼロアディオスプロエヴォ1」。
重量は片足138グラム(27センチ)で、それまでのモデルに比べ40%も軽い。発表直後に同シューズを履いた女子選手が世界記録(当時)を2分短縮して話題となったこともあり、トップ層に一気に浸透した。23年~24年8月に世界トップ50レースで勝者の51%がアディダスのランニングシューズを着用したという。今年4月には改良版の「プロエヴォ2」を発表。5月下旬に販売する。
競合も黙っていない。「アシックス」は片足129グラム(同)の「メタスピードレイ」を出した。シューズの構造を大胆に見直すことでパーツ数を削減。軽量化を実現した。7月下旬から販売する。富永満之社長は「価格も重量も競合を大きく下回り、競争力がある」と自負する。
「ナイキ」がソール全体にカーボンプレートを入れたシューズを出したのが17年。「ランニングシューズと言えば薄底」というそれまでの常識を覆し、反発力と推進力を生み出す厚底こそが重要との観点を業界にもたらした。そして今、ランニングシューズの第2次革命が起きつつある。
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