

《大阪・関西万博》タラオセアン財団 フランス館で海と人間の絆を描くアート展示

「アニエス・ベー」創業者のアニエス・トゥルブレが創設し、海洋研究や海洋保全に取り組むタラオセアン財団は、5月16日から大阪・関西万博のフランスパビリオンで企画展示「大阪海獣」を行っている。フランスの現代アーティスト、ジャン・ジュリアン氏との協業による「船と海の生き物の間」のような海獣がモチーフだ。アートを通じて海の生命と触れ合う体験を提供する。6月11日まで。
本展はアクサグループの支援のもと、コフレックス、ナンズカと連携して運営している。「愛の讃歌」がテーマのフランスパビリオンの200平方メートルを超える空間の最後のブースに設けた。5月11日まで「セリーヌ」が展示を行っていた場所だ。海と人間の絆をコンセプトに、ジャンの地中海文化をテーマにした三部作の展示シリーズ「マーメッド」の一作として制作した。
展示内容は、ハンドペイントで海の大切さや人間と共存していくための課題をまとめた解説と、真っ暗な空間に浮遊する大阪海獣の巨大なオブジェの二つ。大阪海獣の体一面には、世界中の人々の暮らしや文化、海にまつわる伝説などが描かれており、この海獣の旅の痕跡のように見て取れる。「古代から語り継がれてきた神話や海の物語に触発されながらも、気候変動や乱獲、領土紛争といった現代の海が抱える課題を自身の肌に刻むことで語ろうとしている」とし、船や海洋哺乳類の皮膚に残る傷跡に見立てて表現した。

今回のアートワークについて、ジャンは「物語を付けて親しみやすく、擬人化して分かりやすく伝えるように意識した」と話す。難しく感じる議題だからこそ、「単純化して、見たものを簡単にアウトプットできるように」と考えた。詩的な世界で、子供だけでなく大人の心へも働きかける。

開催期間中、本展のアートワークを落とし込んだTシャツ、ステッカー、ポストカードをアニエスベーの一部店舗で販売している。
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