

虎ノ門ヒルズ「グラスロック」が4月9日開業 書店新業態、企業や行政参加の共創拠点も

森ビルは4月9日、虎ノ門ヒルズ(東京都港区、全4棟)に新複合施設「グラスロック」(地下3階~地上4階、延べ床面積約8800平方メートル)を全体開業する。商業ゾーンは1月31日に地下2階に先行オープンした「バナナ・リパブリック」とアイウェア「オンデーズ」に続き、丸善ジュンク堂書店の新業態「マグマブックス」など5店が4月9日に開店、「都市生活者とグローバルに活躍するビジネスパーソンに向けた総合的なライフスタイル提案を強化する」(吉田誠営業本部商業施設事業部商業運営1部虎ノ門ヒルズ商業運営室室長)。商業ゾーン以外では企業、行政、個人などが参加し、森ビルが運営する会員制共創拠点「グラスロック」を設け、社会課題解決を目指す。
(有井学)
施設は23年10月に開業した地下鉄・虎ノ門ヒルズ駅直結のステーションタワーと14年6月に開業した第1期棟の森タワーの中心に位置する。
商業ゾーンは地下2階~地上3階で、店舗面積約2700平方メートル。虎ノ門ヒルズ全体は飲食、食物販店が多いが、「ファッション、雑貨も好調で、まだ拡充できる」とし、バナナ・リパブリックの国内旗艦店とオンデーズを入れた。いずれも、「予算通りの売り上げで順調」だ。

マグマブックスは地上2~3階で、891平方メートル。虎ノ門ヒルズ全体のコンセプトに合わせ、3年以上前から森ビルと丸善ジュンク堂が話し合い、開発した。「知の森」をコンセプトにしたテーマ別編集の書棚で「リアルな場で本を探し、出会う価値」を出すほか、集中する場とリラックスする場に分けた有料ラウンジを設けた。グラスロックと連携した書籍の編集やイベントも行う。このほか、1階に「タリーズコーヒー&ティー」、洋菓子店「ブノア・ニアン」、バラ専門店「ローズギャラリー」が出店。統一環境で、79席の共有席を設けた。マグマブックスも含め4店が協業した商品セットも販売する。
虎ノ門ヒルズの25年3月期売上高は食やサービスのほか、ステーションタワーに昨年2月29日にオープンしたベイクルーズの大型新業態「セレクト・バイ・ベイクルーズ」などのファッションを含め、物販が「期待以上に伸び、全体でも前年超え」。グラスロック開業によって弾みを付ける。商業ゾーン全体は全約170店、店舗面積約2万6000平方メートルとなる。
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